👁‍🗨インバウンドの視点!簡単英語でわかりやすく通訳ガイド案内《兼六園➎霞ヶ池》

解説@兼六園

 本ブログではインバウンド(訪日外国人)ビジネスだけでなく企業接待や留学生対応で英語案内が必要ながら、多忙で情報収集に中々時間をかけられない方々の為に、すぐに使える情報をわかりやすく解説しています。

 今回は《インバウンドの視点!簡単英語で通訳ガイド案内シリーズ》の《兼六園❹霞ヶ池(かすみがいけ)》です。このシリーズでは、インバウンドを色々な場所へご案内する際に、目の前の風景に視線を奪われているインバウンドに極力思考の負担をかけないよう、よりわかりやすい簡単表現を目指してご紹介しています。もし今回表現についての背景知識を確認されたい場合は、本編ブログ『《兼六園》わかりやすく解説』ブログの➎霞ヶ池(かすみがいけ)』をご参照ください。

5.霞ヶ池(かすみがいけ)

 池の周辺に立って素直に’これは何?’と思われる多くのインバウンドを想定して、一部には本編ブログからの表現もありますが、下記にオススメ例ご紹介します。いつも通り、日本語で言えないことは英語でも言えませんので、日英の順番です。また、雑踏の中を歩きながらでも理解できる、よりシンブルな表現を目指すのもいつも通りです。

琴柱灯篭側から見て

そもそも何?(What?)

👉ネットでよく見る定番の日本庭園の池、これが何だと言うの?と顔に出ていた場合の無難なコメント例として。

  • 庭園散歩の華とも言える池で対岸がかすんで見えないほど大きいという意味の名前がついています。
  • The pond, which is the highlight of the garden stroll, is so large that it was named ‘Hazy Pond,’ signifying its width, which prevents one from seeing the opposite shore.
  • 多くの人がこの池の周りの散歩を楽しみますのは、掘り起こした土で作られた特徴ある小山と四季の花が周辺に配置されているからです。
  • Many visitors enjoy leisurely strolls around the pond, which is surrounded by small, unique hills made of excavated soil and adorned with seasonal flowers.
  • 対岸に見える建物は茶室で、この池越しに眺望台の方向を見ながらお茶を楽しめます。
  • On the opposite shore stands a tea house where visitors can savor tea while gazing over the pond towards the panoramic viewing area.

蓬莱島を見て

ここが何か?(How?)

👉何も言わなければ、インバウンドの意識にも上らない島ですが、この辺りをただ歩くだけでは物足りなそうな表情をしていたら、日本人好みのネタですが、これしかないでしょう。いつも通り固有名詞は控えています。

  • 庭園の中の多くのものが長寿と繁栄の願いを込めて作られていますが、例えば、あの島はカメに例えて作られました。
  • Many things in the garden are designed to wish for longevity and prosperity, for example, that island was made to resemble a turtle.
  • 日本では古来よりカメは長寿の象徴で、万年生きると信じられてきたので、この庭園では他でもこのパターンを見る事ができます。
  • In Japan, turtles have long been a symbol of longevity since ancient times, as it was believed that turtles could live for 10,000 years, so we can see this pattern elsewhere in the garden.

御礼🔶後書き

🔶今回も最後まで読んで頂き大変ありがとうございます。もし何かご意見やリクエストございましたらお気軽に『Help Desk』にてお声がけくださいませ。Gold🔶

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