本ブログではインバウンド(訪日外国人)ビジネスだけでなく企業接待や留学生対応で英語案内が必要ながら、多忙で情報収集に中々時間をかけられない方々の為に、すぐに使える情報をわかりやすく解説しています。
今回は《インバウンドの視点!簡単英語で通訳ガイド案内シリーズ》の《兼六園!雁行橋(がんこうばし)》です。このシリーズでは、インバウンドを色々な場所へご案内する際に、目の前の風景に視線を奪われているインバウンドに極力思考の負担をかけないよう、よりわかりやすい簡単表現を目指してご紹介しています。
雁行橋(がんこうばし)
この橋の前に来て、素直に’これは何?’と思われる多くのインバウンドを想定して、下記にオススメ例ご紹介します。いつも通り、日本語で言えないことは英語でも言えませんので、日英の順番です。また、雑踏の中を歩きながらでも理解できる、よりシンブルな表現を目指すのも、固有名詞を極力控えるのもいつも通りです。
正面から見て
特段目立つモニュメントではありませんので、何も言わなけば、殆どのインバウンドは気にも留めませんが、寧ろ、日本人がたむろしていたり、写真をとっていたりして、聞かれる場合があります。
そもそも何?(What?)
- 元々は地元の赤い高級石を11枚使用し、雁が夕空に列をなして飛んでいく様をかたどったものです。
- また、石の一枚一枚が亀の甲の形をしていることから、この橋を渡ると長生きすると信じられていました。
- 現在は石の磨耗が著しいため、通行できなくなっています。
- Originally, eleven pieces of local, high-quality red stone were used to create an image of geese flying in a line across the evening sky.
- It was also believed that crossing this bridge would bring a long life, as each stone is shaped like a turtle’s shell.
- Currently, it is impassable due to significant wear and tear on the stones.
一体何故(たむろする)?(Why?)
ここでも、インバウンドの高い関心事の『日本人』を中心に置いて見ました。
- 日本人には何事にも健康と長生きに結び付ける健康オタクが沢山います。
- 特に亀は古来より一万年生きる動物として、長生きの象徴とされています。
- この橋も、元々は雁に見立てて作られたのに、亀のイメージにとって変わられてしまいました。
- この橋が歩行禁止になったのは、あまりに多くの人が渡りすぎた為です。
- それほど日本人は長生き願望が強いので世界有数の長寿の国になったわけです。
- Many Japanese people are health enthusiasts who associate everything with health and longevity.
- The tortoise has been a symbol of longevity since ancient times due to its reputation for living for ten thousands of years.
- Originally, this bridge was designed to resemble a goose, but its image has since been replaced with that of a turtle.
- The bridge was closed to pedestrians because too many people were crossing it.
- Japanese people have a strong desire for a long life, which is why they have one of the highest life expectancies in the world.
御礼🔶後書き
🔶今回も最後まで読んで頂き大変ありがとうございます。もし何かご意見やリクエストございましたらお気軽に『Help Desk』にてお声がけくださいませ。Gold🔶
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