本ブログは観光業、企業接待、留学生対応等で英語案内が必要ながら、多忙で準備に時間をかけられない方々の為にすぐに使える情報を分かりやすく解説しています。
今回は武家屋敷跡で有名な金沢の《野村家》をテーマにした本編ブログ『野村家わかり易く解説』の《茶室(2F):Q1:この天井は随分変わった造りですね。》のA級者用(日→英の対応が必要な方)向け演習ツールです。
👉ショートカット&リンクについて!①最初に音声で学習されたい方はそのままお進みください。➁最初に原文を確認されたい方は【原文:日英】へ③本編ブログを参照されたい方は『野村家わかり易く解説』へ。④音声ツールの概要を参照されたい方は『演習ツール』まで!
茶室(2F)
Q1:この天井は随分変わった造りですね。
“This ceiling is a very unusual structure.”
本編ブログの通り、茶室の天井をネタにした演習ツール版です。日本語については口頭演習しやすいよう、不自然にならない範囲で日英の語順を合わせるよう編集しています。
Dツール:”日⇒英”演習簡易ツール
D1:日英確認用:『日本語』”英語”対訳
👉文単位で日本語の後に英訳が續きますので、内容の確認ができます。
D2:口頭即訳用:『日本語』のみ(ポーズ間に英訳)
👉各日本語文の後はポーズになっていますので、その間に英訳できます。
D3:リピーティング用:”英語”のみ(ポーズ無し)
👉英語音声のみが(ポーズなく)続きますので復唱ができます。
D4:内容チェック用:”英語”のみ(低速版:or同通演習用)
👉英語音声(ポーズなし)を低速版で復唱or同時通訳の演習ができます。速さはいつも通り、約120wpm(約85%低速版)です。
【原文:日英】
《日本語》
- 鋭い眼をお持ちですね、その美に気が付かれるなんて、殆どの人は見過ごしますのに。
- この天井は二層に重ねられたユニークな構造が特徴で、使われているのは上が杉で下地が桐板なんです。
- その造りにより小さな杉の節穴から美しい桐を垣間見ることができます。
- 桐が珍重されているのは、反りや伸縮がしにくいことで、いつまでも美しい外観を保つことができます。
- ここで使われている希少な杉は「神代杉」と呼ばれていて、古代の杉という意味です。
- この杉は火山灰のような地中に埋もれていて、何百年にもわたるんです。その間に水分を失い、魅惑的な光沢を放つようになりました。
- 茶道では時々客の美意識を試されることがありまして、それはこの「節穴」のような珍しい素材を鑑賞できるかどうかによるんですね。
- この「節穴」の価値を理解できない客は、日本では「節穴の」ような目をした人、と軽蔑の目で見られることもありました。
- なので私は、洗練された審美がんを持つゲストにこの説明をお伝えしているのです、まさに今日の貴方の様な方に。
- だって私だって思われたくありませんもの、節穴の目をしたガイドって。
《英語》
- You have a keen eye for noticing and appreciating such beauty, as most people overlook its subtle charm.
- The ceiling features a unique construction with two layers, using cedar on top and paulownia wood beneath.
- This design allows you to catch glimpses of the beautiful paulownia wood through small knotty holes.
- Paulownia wood is prized for its resistance to warping and changes in size, ensuring it maintains its exquisite appearance indefinitely.
- The rare cedar used here is known as ‘Jindai Sugi,’ which means ‘cedar of ancient times.’
- These cedars were buried in the ground like volcanic ash, for hundreds of years. During this time, they lost their moisture and developed a captivating sheen.
- In the tea ceremony, there were instances where a guest’s aesthetic sense was sometimes evaluated based on their ability to appreciate unusual materials such as ‘knotty holes’.
- Guests who could not grasp the value of this ‘knotty holes’ were sometimes viewed with disdain in Japan as a person with eyes like ‘knotty holes’.
- That’s why I’m sharing this explanation with guests who possess a refined aesthetic sense, like you, today.
- After all, I wouldn’t want to be considered a “knotty holes-eyed” guide myself.
👉Glossaries(便利用語集)
御礼🔶後書き
🔶今回も最後まで読んで頂き大変ありがとうございます。もし何かご意見やリクエストございましたらお気軽に『Help Desk』にてお声がけくださいませ。Gold🔶v.3a.1a.1a
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