本ブログは観光業、企業接待、留学生対応等で英語案内が必要ながら、多忙で準備に時間をかけられない方々の為にすぐに使える情報を分かりやすく解説しています。
👉タイトルの各語について:①「青海波(せいがいは)」⇒”blue ocean wave/wave crest pattern”、➁「雅楽の曲名」⇒” a title of ancient Japanese piece of music “、➂「古代イランから波及効果」⇒” a ripple effect from ancient Persia”、と表現することが可能です。
今回は本編ブログ《高山陣屋》の《2.インバウンドの視点!笑いが取れるかも?>青海波:a) この絵は何を意味しているのですか?》のA級者用(日→英の対応が必要な方)向け演習《Dツール》です。
👉ショートカット&リンクについて!①最初に音声で学習されたい方はそのままお進み下さい。➁最初に原文を確認されたい方は【原文:英日】へ。③本編ブログを参照されたい方は『高山陣屋:わかりやすく解説』へ。④音声ツールの概要を参照されたい方は『演習ツール』まで!
2.インバウンドの視点!笑いが取れるかも?
青海波(せいがいは)
a) この絵は何を意味しているのですか?
“What does this picture mean?”
Dツール:”日⇒英”演習簡易ツール
本ブログの同様、全12文は前半真面目パート(1-6)と後半おふざけパート(7-12)の2部構成になっています。
D1:日英確認用:『日本語』”英語”対訳
👉文単位で日本語の後に英訳が續きますので、内容の確認ができます。
D2:口頭即訳用:『日本語』のみ(ポーズ間に英訳)
👉各日本語文の後はポーズになっていますので、その間に英訳できます。
D3:リピーティング用:”英語”のみ(ポーズ無し)
👉英語音声のみが(ポーズなく)続きますので復唱ができます。
D4:内容チェック用:”英語”のみ(低速版:or同通演習用)
👉英語音声(ポーズなし)を低速版で復唱or同時通訳の演習ができます。速さはいつも通り、約120wpm(約85%低速版)です。
【原文:日英】
《日本語》
- この絵の特徴は「青い海の波」として知られる日本の伝統的な図柄で、古来から使われてきたものです。
- 言われるところによると表しているのは延々と続く穏やかで静かな海の波で、永遠の平和と繁栄への祈りを象徴しています。
- これを題名にした雅楽の曲があり、一説によるとこの図柄は元々、古代ペルシアから来たそうです。
- 要は、穏やかな海は海外でも幸せの象徴で、波及効果の様に時空を超えて日本にも伝わったのかもしれませんね。
- でも、多くの訪日外国人にはガッカリかもしれませんね。これらが著名芸術家による伝統的風景や動物を描いた絵でなくて。
- しかしながら、何故彼らは画家たちに虎や鷹を描かせなかったんでしょうね。中央政府の権威の象徴として日本の城の襖絵の様に。
- ここは行政府なので恐れたのかもしれませんね。豪華な絵は高コストが明白で、庶民の反感を招きかねないって。
- 多分それが理由で決まったのがWi-Fiマークの様な低コストのシンプルなデザインってことですかね。
- もしそうであれば、黒色の墨にすればもっとはるかに低コストだったんですけどね。青の岩絵具はかなり高価だったので。
- でも黒い波は津波も連想して不吉なので、代わりに白色の波にすることはできたかも。
- そうすれば、絵をまったく描かずに壁全体を真っ白なままにして逆さ白波を立てて、出来上がるのは葛飾北斎の波の浮世絵のようなイメージを喚起させるもの。
- そのタイトルは「葛飾北斎の『波』を超える世界最大の海の逆白波」。想像力豊かな芸術家以外、普通の人には白すぎて見えない。
《日本語》
- This painting features a traditional Japanese design known as ‘blue ocean wave,’ which has been used since ancient times.
- It is said to represent the endless waves of the calm and tranquil sea, symbolizing a prayer for eternal peace and prosperity
- There is an ancient Japanese piece of music with this title, and some believe the design originally came from ancient Persia.
- In short, the calm sea is a symbol of happiness even overseas, and it may have spread to Japan like a ripple effect across time and space.
- However, many foreign visitors to Japan may be disappointed that these are not paintings by famous Japanese artists depicting traditional landscapes and animals.
- But why didn’t they have painters depict tigers or eagles, symbols of the central government’s authority, like the sliding door paintings in Japanese castles?
- Since this was the executive branch, they may have feared that a lavish painting, clearly high in cost, would cause public outcry.
- Maybe that’s why they decided on a low-cost, simple design that resembles a Wi-Fi symbol.
- If so, it would have been much less expensive to use black sumi ink, as blue rock paint was quite costly.
- But black waves are also associated with tsunamis and are considered ominous, so they could have depicted white waves instead.
- Then, without painting at all, the entire wall could have been left completely white with inverted whitecaps, creating an evocative image similar to Katsushika Hokusai’s wave ukiyo-e for viewers.
- The title is ‘The World’s Largest Ocean Wave of Inverted Whitecaps Beyond Katsushika Hokusai’s Wave’ It is too white to be seen by normal people, except for imaginative artists.
御礼🔶あとがき
お忙しい中、今回も最後までご覧いただき大変ありがとうございました。今回テーマ含め今後も定期的にブラッシュアップして参りますので、引き続きご参照のほど宜しくお願い致します。🔶Gold🔶v.3a.2a.2b