本ブログは観光業、企業接待、留学生対応等で英語案内が必要ながら、多忙で準備に時間をかけられない方々の為にすぐに使える情報を分かりやすく解説しています。
👉タイトルの各語について:⓪「真向兎(まむきうさぎ)」⇒”a straight-faced rabbit”、①「装飾性の高い釘隠し」⇒”a highly decorative nail cover”、➁「子沢山」⇒” to bear many offspring “、➂「永遠の繁栄」⇒” eternal prosperity”、と表現することが可能です。
今回は本編ブログ《高山陣屋》の《2.インバウンドの視点!笑いが取れるかも?>真向兎:Q1 この金具は何のためのものですか?》のA級者用(日→英の対応が必要な方)向け演習《Dツール》です。
👉ショートカット&リンクについて!①最初に音声で学習されたい方はそのままお進み下さい。➁最初に原文を確認されたい方は【原文:英日】へ。③本編ブログを参照されたい方は『高山陣屋:わかりやすく解説』へ。④音声ツールの概要を参照されたい方は『演習ツール』まで!
2.インバウンドの視点!笑いが取れるかも?
真向兎(まむきうさぎ)
Q1 この金具は何のためのものですか?
“What are these fittings for?”
Dツール:”日⇒英”演習簡易ツール
本ブログ同様、全9文は前半真面目パート(1-5)と後半おふざけパート(6-9)の2部構成になっています。また日本語だけ演習向けに(不自然にならない範囲で日英の語順を合わせる様に)編集しています。
D1:日英確認用:『日本語』”英語”対訳
👉文単位で日本語の後に英訳が續きますので、内容の確認ができます。
D2:口頭即訳用:『日本語』のみ(ポーズ間に英訳)
👉各日本語文の後はポーズになっていますので、その間に英訳できます。
D3:リピーティング用:”英語”のみ(ポーズ無し)
👉英語音声のみが(ポーズなく)続きますので復唱ができます。
D4:内容チェック用:”英語”のみ(低速版:or同通演習用)
👉英語音声(ポーズなし)を低速版で復唱or同時通訳の演習ができます。速さはいつも通り、約120wpm(約85%低速版)です。
【原文:日英】
《日本語》
- これらは釘の頭を隠すための装飾金具で伝統的な日本家屋でよく見られます。
- この梁には釘が打たれていて、部屋の柱を上部で繋いでいるのですが、目の高さで目立つ為、装飾性の高い釘隠しが使われます。
- 多種多様なデザインが全国各地の建物で見ることができて、まるで現代のインターネットの絵文字の様です。
- 兎がしばしばモチーフとして使われてきたのは永遠の繁栄の表現で子沢山だからです。
- 或る説によると建物を火災から守る願いも込められていて、兎は水を嫌うからとのこと。
- このような釘隠しはネットオークションで人気で、特に古いお寺から出てきた珍品は高値がつきます。
- ここの釘隠しもオークションに出せば、歴史的な価値から相当な高値がつくかもしれません。
- もしかしたら、誰かが夜中に忍び込んで新しい鍵隠しに交換してしまってこれはフェークで誰も気付いてないかも。
- なんたって、セキュリティはサムライ時代のレベルだし、兎は泥棒見ても殆ど鳴きず物音を立てませんので。
👉ここの英語音声も、前半(1-5)の真面目パート(米国男性)と後半(6-9)のおふざけパート(米国女性)の2ファイルに分けています。
- These are decorative fittings that hide the heads of nails, commonly found in traditional Japanese houses.
- This beam, with nails driven into it, connects the room’s pillars at the top and stands out at eye level, so a highly decorative nail cover is used.
- A wide variety of designs can be seen in buildings all over the country, much like pictograms or emojis on the modern Internet.
- The rabbit has often been used as a motif representing eternal prosperity because it bears many offspring.
- Some believe it was also a wish to protect buildings from fire, since rabbits do not like water.
- Nail covers like these are also popular at online auctions, especially rare items from old temples, which fetch high prices.
- This nail cover could also fetch a substantial price due to its historical value if it were auctioned.
- Maybe someone already snuck in during the middle of the night and replaced it with a fake one without being noticed.
- Especially since security is at the level of the samurai era, and rabbits would hardly squeak or make a sound even if they saw the thief.
御礼🔶あとがき
お忙しい中、今回も最後までご覧いただき大変ありがとうございました。今回テーマ含め今後も定期的にブラッシュアップして参りますので、引き続きご参照のほど宜しくお願い致します。🔶Gold🔶v.3a.2a.2b