本ブログは観光業、企業接待、留学生対応等で英語案内が必要ながら、多忙で準備に時間をかけられない方々の為にすぐに使える情報を分かりやすく解説しています。👉『これは何?』シリーズでは一般的な訪日外国人に興味のない情報(地名、名前、年代、専門用語等)は極力抑えて、相手の関心に合わせた英語説明力アップを目指していますので、詳細で高度な表現をお求めの方は各種公式or専用サイトをご参照下さい。
今回は商談で訪日中の重要顧客と移動中のハイヤーの中で、これから向かう京都駅から北陸新幹線へ乗り換える必要のある「(北陸)敦賀」について一体何かを聞かれ、その僅かの間に、できるだけ腑に落ちる回答をしたいシチュエーションです。
一般的に多くの訪日外国人は『食べ物』『アート』『建築(匠)』『ファッション』『日本人』に高い関心があると言われますので、それらの視点に立って、より口頭で短く、わかりやすくお伝えして、ぜひ「敦賀」を体験してみたい(寄ってみたい)と思わせたいですよね。
1. この一言で腑に落ちる?
このパートのいずれかのワンフレーズでご納得いただけたらラッキーですね。もしだめなようでしたら、次のパートもお試しください。いつも通り、日本語で言えないことは英語でも言えませんので、日本語>英語順でご紹介します。
1.1 奈良、京都より古い歴史の街?

- 敦賀は日本の歴史上、非常に古い歴史を持つ港町のひとつで古代中国と当時の奈良、京都の都との中継地として栄え、その余韻を千年以上の歴史を持つ由緒ある神社や海岸に沿って広がる広大な松原で静かな時間を味わうことができます。
- Tsuruga is one of the oldest port towns in Japan’s history, flourishing as a crucial relay point between ancient China and the former capitals of Nara and Kyoto. Today, visitors can still sense the tranquility of its past in the town’s historic shrines, which boast over a thousand years of history, and in the vast, picturesque pine groves along the coast.
- 👉先ずはオーソドックスなご紹介パターンですが、敦賀市が力を入れている近代でなく、人気の奈良、京都とセットで古代にポイントを置いてみました。
1.2 ウラジオストク経由の欧州渡航の雰囲気?

- 敦賀は古代から中国大陸との窓口として、また近代にはウラジオストク経由でのヨーロッパ渡航の為の鉄道と船の乗り換え口の国際都市として栄え、当時の欧米との交流を伝えるレトロな建物や展示物で他では味わえない独特の雰囲気に浸ることができます。
- Tsuruga has long thrived as a gateway to the Chinese continent, and in modern times, it emerged as an international hub connecting railroads and ships for travel to Europe via Vladivostok. The city’s retro buildings and exhibits, showcasing its historical exchanges with the West, immerse visitors in a one-of-a-kind atmosphere unlike anywhere else.
- 👉次は近代に焦点を置いてみました。
2.次の補足でご納得?
残念ながら前パートで外した場合のフォローセリフ、いつも通りインバウンド視点を踏まえ関心別に置いてみました。また全体的にかなり長くなってしまいましたので、お気に入りのフレーズあれば現場でも試してみる、そんな軽いノリでご利用ください。
2.1 建築(匠:たくみ)系

👉モダンな店舗と古いレンガや鉄の柱との対照美?
- 日本の歴史ある国際的な港町には赤レンガ倉庫がありますが、敦賀でもアメリカ企業の石油貯蔵用の倉庫として百年以上前に建てられました。現在、その中はモダンなレストランとして使われていて、古いレンガや鉄の柱との対照が建築愛好家にはたまりません。
- Many of Japan’s historic international port cities feature iconic red brick warehouses, and Tsuruga’s is no exception. Built over a century ago as an oil storage facility for an American company, the warehouse now houses contemporary restaurants. The contrast between the old bricks and iron pillars and the modern design of the restaurants creates a unique charm that architecture enthusiasts find irresistible.
- 👉赤レンガ倉庫といえば横浜が有名なので、ここでは少し控えめに視点を変えて置いてみました。
2.2 ファッション系

👉樹齢二百年の松林を背景に何が際立つの?
- 敦賀で自撮りするなら日本の三大松原のひとつに挙げられる気比の松原がオススメです。海岸沿いに広がっている約1万8千本の赤松と黒松が生い茂る散歩道で写真を撮れば、樹齢二百年の松林を背景に貴方の若さが際立ちますよ。
- If you’re looking for the perfect selfie spot in Tsuruga, Kehi Matsubara—one of Japan’s three most famous pine groves—is a must-visit. Snap a photo along the scenic walkway lined with nearly 18,000 red and black pine trees stretching along the coast. Your youthful charm will shine against the stunning backdrop of this 200-year-old pine forest.
- 👉相手に合わせて使える様に3文に分けました。殆どのインバウンドには最初の二文でOKかもしれませんが、最後の文はホントにお相手次第で。
2.3 アート系

👉敦賀のシンボルは古代アート神社?
- 敦賀には古都の京都より古い神社があり、その鳥居は千年以上の歴史があります。約四百年前に建て直され扁額の文字は百年以上前に天皇の一族の皇族に書かれたもので古代人の美的センスがそのまま維持されてきた古代アートと言えます。
- Tsuruga is home to a shrine that predates the ancient capital of Kyoto, with a torii gate that is over 1,000 years old. The gate was reconstructed about 400 years ago, and the flat plaque on its top beam, inscribed by a member of the royal family more than a century ago, stands as a testament to ancient artistic sensibilities and aesthetic traditions.
- 👉敦賀のシンボル気比神宮はアート視点で置いてみました。
2.4 フード系
👉「冬の味覚の王者」は価格も王様?

- 敦賀ではその美味しさから「冬の味覚の王者」とも呼ばれ、皇室にも献上される越前カニがオススメです。地元で捕れる雄のズワイガニをブランド化したものですが、値段の方も王様なので、ぼられないよう注意が必要です。
- In Tsuruga, the Echizen crab, celebrated as ‘the royal of winter delicacies’ for its exquisite taste and tradition of being presented to the imperial family, comes highly recommended. This delicacy, branded as a locally caught male snow crab, is truly exceptional—but its price is as regal as its reputation, so be mindful of potential markups.
- 👉生魚はだめでもカニならOKというインバウンドも多いのでやっぱりこれしかありませんね。
2.5 日本人系

👉日本人がより深く分かる様な港町?
- 敦賀は東西南北のどの方向に移動するにも必ず通らなければならない交通の要衝として独自の発展をしましたが、四方を山と海に囲まれている為、メガシティにはならずイスタンブールやベネチアやシンガポールの様に独特の雰囲気を持った街になりました。少し散策してみたら日本人がより深く分かる様になるかもしれませんよ。
- Tsuruga grew as a vital transportation hub, serving as a crossroads for travel in all directions—east to west and north to south. However, surrounded by mountains and the sea, it never evolved into a mega-city. Instead, it developed a distinctive character, reminiscent of Istanbul, Venice, or Singapore. Exploring the streets of Tsuruga offers a special chance to understand Japanese people more deeply compared to other cities.
- 👉現在は新幹線の乗り換えHUBになってます、って入れたかったんですが、日本人ネタに落ちないので、このように纏めてみました。今回テーマで一番面倒くさい内容と思いますので、通じそうなお相手に。
御礼&後書き
お忙しい中、今回も最後までご覧いただき大変ありがとうございました。今回テーマ含め今後も定期的にブラッシュアップして参りますので、引き続きご参照のほど宜しくお願い致します。🔶Gold🔶R70323.v.4b.4b.4a/+250324
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