英語で「大変だった」の使い分け|Jump through hoopsなど頻出7表現

共感力@慣用語

「プロジェクト完了!でも、承認をもらうまでが本当に大変だった……」

💡 We had to jump through hoops to get approval.

💡 I’ll move mountains to make this tour a success.

💡 We had to cut through a lot of red tape.

これらはすべて「大変だった」「全力を尽くした」という奮闘を伝える表現ですが、ネイティブがその場の状況や熱量に応じてどう使い分けているか、パッとイメージできますか?

Sakura

Sakura:日本の暮らしウォッチャー&インバウンド会話ガイド

こんにちは、サクラです🌸 現場で「本当に大変だったんだ!」と伝えたいとき、ついつい “I was busy”“It was hard” だけの一言で済ませていませんか? それでは、皆さんの素晴らしい頑張りやストーリーが半分も伝わりません!

実は英語には、まるでサーカスのライオンのように輪をくぐるような「幾多の試練(Jump through hoops)」なのか、期待以上の「プラスアルファの努力(Go the extra mile)」なのか、あるいはエベレスト級の「不可能を可能にする執念(Move mountains)」、立ちはだかるお役所的な「お決まりの手続き(Cut through red tape)」なのか――。シチュエーションに応じた鮮やかな「比喩表現」がたくさんあるんです。ここを意識して使い分けるだけで、相手から「それはすごい、お疲れ様!」という最高の共感を引き出す、熱量のある生きた英語になりますよ!

今回は、ビジネス、観光ガイド、日常会話の現場で自分の「奮闘記」を魅力的に語るための必須7表現を徹底解説します。4カ国の音声と一緒に、あなたの努力にふさわしい表現を身につけましょう。さあ、深呼吸して…… Let’s go the extra mile!🌸

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👇永久?保存:何に対する苦労?「努力の方向」別・使い分けチャート

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フレーズ(クリックでジャンプ) 努力の方向(ターゲット) ニュアンス・イメージ
Jump through hoops 【手続き】 煩雑なルール対応 サーカスの輪をくぐるような「面倒な手順の攻略」
Go the extra mile 【サービス】 期待以上の貢献 頼まれていないことまでやる「+αの誠実さ」
Bend over backwards 【献身】 特定の人への尽力 体を反らせるほど骨を折る「相手のための自己犠牲」
Pull out all the stops 【全霊】 持てる全手段の投入 パイプオルガンの全音を出すような「総力戦」
Move mountains 【完遂】 不可能を可能にする 奇跡に近いほどの「巨大な困難の克服」
Cut through red tape 【突破】 官僚主義・組織の壁 非効率な「お役所仕事」を切り裂くスピード感
Run the gauntlet 【試練】 厳しい批判や攻撃 四方八方からの「厳しいチェックや試練」への直面

【A】各表現の意味&例文

日常会話での高頻出順に各語の定義と違いをご紹介します。

1.Jump through(a lot of)hoops:輪を飛び越える?

Jump through a lot of hoops
Jump through hoops
  • 👉hoops自体は(サーカスの)輪を指し、そこから動物が輪を飛び越える様に、大変な思いをして相手を喜ばせるため何でもする、多くの困難をくぐり抜けることを意味します。
    • Example: I had to jump through hoops to get my permit approved.(許可が下りるまで、いろいろと苦労したんだ。)

2.Go the extra mile:余分なマイル行く?

  • 👉直訳すると「余分なマイルを行く」なので、そこから何かを達成するために特別な努力をすることを指します。
    • Example: He’s always willing to go the extra mile to help his friends.(彼は友人を助けるるために、いつも余分な努力を惜しない)

3.Bend over backwards:体を後ろに曲げる?

  • 👉直訳すると「体を後ろに曲げる」なので、何かの為にあるいは誰かを助けるために骨を折るような努力をすることを意味します。
    • Example: She bent over backwards to make sure everything was perfect for the event.(彼女はイベントですべてが完璧であろうとして骨を折った。)

4.Pull out all the stops:全ストッパ-を引く?

  • 👉元々はオルガンのストップ・レバーを全て引いて全量の音が出せるようにする意味で、何かを達成するためにあらゆる努力をすることを指します。
    • Example: They pulled out all the stops to make the concert a success.(彼らはコンサートを成功させるため、あらゆる手段を尽くした。)

5.Move mountains:山を動かす?

  • 👉文字通り「山を動かす」くらい、大きな困難を乗り越えて何かを成し遂げることを指します。
    • Example: She moved mountains to ensure the project was completed on time.(彼女は困難を乗り切ってプロジェクトが予定通りに完了させました。)

6.Cut through red tape:赤いテープを切る?

  • 👉red tapeは形式的で非効率なお役所仕事の意味から、それと同様の官僚主義的な障害や遅れを克服することを指します。
    • Example: It took weeks to cut through the red tape and get the approvals we needed.(お役所仕事を切り抜け、必要な承認を得るのに何週間もかかった。)

7.Run the gauntlet:こてを走らせる?

  • 👉 gauntlet自体には「こて」の意味がありますが、元々は中世の走らせる刑罰から来ているようで一連の挑戦や困難に直面することを指します。
    • Example: New employees have to run the gauntlet of training and assessments.(新入社員は、研修や査定の試練を乗り越えなければならない。)

【B】日常会話例文

ここでは7フレーズの日常会話文例をご紹介します。

1 Jump through(a lot of)hoops!(多くの)困難を乗り越える

Private: I had to jump through a lot of hoops to get the kids into that summer camp.(子供たちをサマーキャンプに参加させるために、多くの困難を乗り越えなければなリませんでした。)

米国女性話者

Professional: We had to jump through hoops to get all the necessary approvals for the project.(プロジェクトに必要な全承認を得るため、ホントに四苦八苦でした。

米国男性話者

2. Go the extra mile!もうひと頑張りする

Private: She always goes the extra mile to make sure her friends feel appreciated.(彼女はいつも、友人たちが感謝していると感じられるよう、ひと頑張りしてくれます。)

米国男性話者

Professional: Our customer service team goes the extra mile to ensure client satisfaction.(私たちのカスタマーサービスチームは、お客様の満足を確保するために、さらにがんばってます。)

米国女性話者

3 Bend over backwards!身を粉にして

Private: He bent over backwards to organize a surprise party for his wife.(彼は妻のサプライズ・パーティーを企画するために粉骨砕身の頑張りでした。)

英国女性話者

Professional: The team bent over backwards to meet the tight deadline set by the client.(チームは、クライアントからの厳しい納期を守るために身を粉にして働いてくれました。)

オーストラリア男性話者

4. Pull out all the stops!あらゆる手を尽くす

Private: They pulled out all the stops for their daughter’s wedding.(彼らは娘の結婚式のためにあらゆる手を尽くしました。)

英国男性話者

Professional: The marketing department pulled out all the stops to launch the new product successfully.( マーケティング部門は、新製品の発売を成功させるためにあらゆる手段を講じました。)

インド女性話者

5. Move mountains!最善尽くして

Private: She moved mountains to get her family together for the reunion.(彼女は最善を尽くし再会の為に家族を集めました。)

オーストラリア少女話者

Professional: The project manager moved mountains to keep the project on track despite numerous setbacks.(プロジェクト・マネージャーは、何度もの挫折にかかわらず、プロジェクトを軌道に乗せる成果を上げました。)

英国男性話者

6. Cut through red tape!多大な労力

Private: It took a lot of effort to cut through the red tape and finalize the adoption.(煩雑を手間を経て、養子縁組をまとめるまで大変な労力でした。)

インド男性話者

Professional: We need someone who can cut through the red tape and expedite this process.(役所的な手続きをこなし、このプロセスを加速できる人物必要だ。)

英国女性話者

7 Run the gauntlet!試練を乗り越え

Private: He had to run the gauntlet of family expectations when he decided to change careers.(転職を決意したとき、彼は家族の期待に応えなければならなかった。)

米国男性話者

Professional: New employees often feel like they have to run the gauntlet during their probation period.(新入社員は、試用期間中に試練を乗り越えなければならないと感じることが多い。)

米国男性話者

【付録】スキマ時間活用 英語連続音声

今回表現に慣れておきたい方向けに、各英語音声部を纏めましたので、電車での移動中や待ち時間等のスキマ時間にご活用ください。例文は通常速度版と85%低速版(同時通訳時の目安速度)の2種あります。

単語

発音チェック用の多言語3話者(アメリカ、インド、オーストラリア)連続ファイルです。厳密には1.は”Jump through a lot of hoops”と “Jump through hoops”の2フレーズありますので合計8音声になります。

A:米国男性話者
B:インド女性話者
C:オーストラリア男性話者

例文:通常速度版

習得用の7文連続ファイルです。

Private:
Professional:

例文:85%低速版

Private:
Professional:
Sakura
🌸 Sakura(サクラ)

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