👆簡単英語『先送りしたい時!』Let’s table that for now!他高頻度6表現でネイティブ共感通訳力UP@音声付

共感力@慣用語

 本ブログではインバウンド(訪日外国人)ビジネスだけでなく企業接待や留学生対応で英語案内が必要ながら、多忙で情報収集に中々時間をかけられない方々の為に、すぐに使える情報をわかりやすく解説しています。👉このシリーズでは簡単な英語表現を身に付けながらネイティブとの共感英語力アップを目的にしています。

 今回テーマは、「何かを先送りしたい」時によく使われる代表的6表現です。いずれも日常会話や特に職場の議論で、今後のために、ある話題を一時的に保留したり問題を先送りする時によく使われます。高頻度順による下記フレーズは相互に入れ替え可能ですが、微妙に意味は異なり、地域や個人の好みや癖にもよりますが、自然に使い分けられることで共感英語力も高められます。

  1. Let’s table that for now.
    • フォーマルで明確な意図を伝えるニュアンス。
    • 👉動詞のtableには『先送りする』意味の他に会議などで「議題に挙げる」「提出する」という意味でも使われ、その違いは文脈で判断します。
  2. We’ll circle back to that later.
    • 比較的くだけた会話調で自然な流れから出るニュアンス。
  3. Let’s put a pin in that.
    • カジュアルで口語的で非公式の場や会話でのニュアンス。
  4. We can park that idea for later.
    • 職場での専門的な議論や決定に係る現実的対応のニュアンス。
  5. Let’s shelve that discussion for the moment.
    • 他の優先事項や制約等により意図的に棚上げする(おそらく当面取り上げない)ニュアンス。
  6. Let’s revisit that at a later time.
    • 専門的な文脈で将来再考するオープンな姿勢のニュアンス。

 但し何事も分かっていても自然に口から出る様になるまでは、定期的な練習が必要ですので、このシリーズでは最後に反復用の英語音声サンプルを置いています。色々な英語に慣れる為、各文例毎に話者(米国、英国、オーストラリア、インド等の男女話者)を変えています。速度も通常速度版と85%低速版(同時通訳速度レベルの約120wpm)2種類ありますのでお好みでお試し下さい。👉反復用例文は2パターンに分けています。

Private Situation:

  1. Let’s table that for now.👉友人から旅行に誘われて、日程に迷っている時の回答例
    • Let’s table the discussion about the trip until we check our schedules.
      • 旅行の話はスケジュールを確認するまで保留にしよう。
  2. We’ll circle back to that later.👉家庭内のやりくりについて配偶者と話すときの発言例
    • I think we need to discuss the budget further. Let’s finish planning the timeline and circle back to the budget next weekend.
      • 予算についてもっと話し合う必要があると思う。時間的な計画は終えて、来週末に予算について丸く収めよう。
  3. Let’s put a pin in that.👉休暇先について家族で話し合い中に誰かが別の案を持ち出した場合の回答例
    • Let’s put a pin in the idea of going to Europe until we’ve looked into flights and accommodations.
      • 航空券と宿泊先を調べるまでは、ヨーロッパ行きのアイデアは保留だね。
A: 通常速度:❶インド女性❷英国男性❸米国女性
B: 85%低速度:❶インド女性❷英国男性❸米国女性

Professional Situation:

  1. We can park that idea for later.👉職場の会議で誰かが関連のない企画提案した場合の回答例
    • That’s an interesting idea, but let’s park it for now and focus on our immediate goals.
      • それは面白いアイデアだが、今は保留にして、当面の目標に集中しよう。
  2. Let’s shelve that discussion for the moment.👉会社のワークフロー変更会議でより多くのデータが必要な時の発言例、
    • Let’s shelve the discussion about changing our software system for the moment and gather more user feedback first.
      • ソフトウェア・システムの変更に関する議論はひとまず棚上げして、まずはユーザーからのフィードバックをもっと集めよう。
  3. “Let’s revisit that at a later time.👉会議でスケジュールの考え方の相違の際の発言例、
    • Let’s revisit the discussion about the deadline at a later time after we’ve had a chance to review our progress.
      • 期限についての議論は、進捗状況を見直す機会があった後で、また後日しよう。
A: 通常速度:❶ウェールズ男性❷米国女性❸オーストラリア男性
B: 85%低速度:❶ウェールズ男性❷米国女性❸オーストラリア男性

御礼🔶後書き

🔶今回も最後まで読んで頂き大変ありがとうございます。もし何かご意見やリクエストございましたらお気軽に『Help Desk』にてお声がけくださいませ。Gold🔶

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