英語で「予期せぬ衝撃・不快な違和感」は何と言う?Jarring の意味と使い方

共感力@慣用語

 本ブログではインバウンド(訪日外国人)ビジネスだけでなく企業接待や留学生対応で英語案内が必要ながら、多忙で情報収集に中々時間をかけられない方々の為に、すぐに使える情報をわかりやすく解説しています。👉このシリーズでは簡単な英語表現を身に付けながらネイティブとの共感英語力アップを目的にしています。

 今回ワードは”jarring”です。楽しい日常会話用語ではなく、予期せぬ状況あるいは予想とは真逆の不快な出来事で、その影響下にある状況を表し、また会話においては突然の混乱、不快感、不調和の感覚を相手に伝え、言外に共感を求めるものです。単に”shocking“、 “surprising“といった表現よりも、細やかな衝撃の感情を共有できることで英語表現の幅がひろがります。

👄(音声合成によるご参考):jarring:標準速度+約60%低速:米国女性話者

 但し何事も分かっていても自然に口から出る様になるまでは、定期的な練習が必要ですので、このシリーズでは最後に反復用の英語音声サンプルを置いています。色々な英語に慣れる為、各文例毎に話者(米国、英国、オーストラリア、インド等の男女話者)を変えています。速度も通常速度版と85%低速版(同時通訳速度レベルの120wpm)2種類ありますのでお好みでお試し下さい。👉反復用例文は私的、仕事の場面の2パターンに分かれています。

【使い分け】Shocking vs Jarring:衝撃のニュアンスの違い

“Jarring” が使われるべき「衝撃の種類」を整理した比較チャートです。

表現衝撃の性質典型的なシーン相手に与える印象
Shocking驚愕、予想外ニュース、サプライズ「えっ、本当!?」という純粋な驚き
Jarring不調和、不快なずれ急な予定変更、失礼な態度、残酷な現実「それは心がざわつきますね」という共感

💡 接待・ガイドのヒント: 案内中、予定していた施設が急に閉館していたり、現地の騒音で雰囲気が台無しになったりした際、”The sudden change is quite jarring, isn’t it?” と言うと、「この落ち着かない状況(不協和音)」をゲストと共有でき、心理的な距離が縮まります。

💡「耳障りな音」という語源: “Jar” には「ガタガタ震える、不協和音を出す」という意味がありますので、「不快な衝撃」という意味に繋がり易くなります。

1.Private situations(私的な場面)

1.1 各例文(英語)

1.The sudden news of a family member’s illness was jarring, leaving her emotionally shaken and struggling to cope.

❶オーストラリア男性

2.Discovering a hidden truth about a close friend proved to be a jarring experience, causing trust issues and emotional turmoil.

❷英国女性

3.The unexpected end of a long-term relationship was jarring, leading to a period of self-reflection and emotional healing.

❸英国男性

4.Encountering an old diary brought back jarring memories of a difficult past, reopening wounds she thought had healed.

❹米国女性

5.A near-death experience during a vacation was incredibly jarring, prompting a reassessment of life priorities and values.

❺米国男性

1.2 連続音声

A: 通常速度:❶オーストラリア男性❷英国女性❸英国男性❹米国女性❺米国男性
B: 85%低速度:❶オーストラリア男性❷英国女性❸英国男性❹米国女性❺米国男性

1.3 日本語訳

  1. 家族の突然の病気の知らせは衝撃的で、彼女は感情を揺さぶられ、対処するのに苦労した。
  2. 親しい友人について隠された真実を発見したことは、信頼の問題と感情の混乱を引き起こし、衝撃的な経験となった。
  3. 長期にわたる交際の予期せぬ終わりは衝撃的で、自己反省と心の癒しの期間につながった。
  4. 古い日記に出会ったことで、つらい過去の記憶が鮮明によみがえり、癒えたと思っていた傷が再び開いた。
  5. 休暇中の臨死体験は信じられないほど衝撃的で、人生の優先順位や価値観の見直しを促した。

2.Professional situations(仕事の場面)

2.1 各例文(英語)

1.Receiving a sudden layoff notice was jarring for him, leaving him uncertain about his career path and financial stability.

❶米国男性

2.The abrupt change in leadership style at work was jarring, creating a tense atmosphere and impacting team morale.

❷米国女性

3.Facing a harsh critique from a client during a presentation was jarring, challenging her confidence and professional composure.

❸英国男性

4.Experiencing a significant failure on a major project was jarring, leading to a reevaluation of strategies and problem-solving approaches.

❹英国女性

5.Being overlooked for a promotion after years of hard work was jarring, causing a mix of disappointment and a drive for self-improvement.

❺インド男性

2.2 連続音声

A: 通常速度:❶米国男性❷米国女性❸英国男性❹英国女性❺インド男性
B: 85%低速度:❶米国男性❷米国女性❸英国男性❹英国女性❺インド男性

2.3 日本語訳

  1. 突然の解雇通告は彼にとって衝撃的で、キャリアパスと経済的安定に不安を残した。
  2. 職場でのリーダーシップ・スタイルの突然の変化は衝撃的で、緊張した雰囲気を作り出し、チームの士気に影響を与えた。
  3. プレゼンテーションの最中にクライアントから厳しい批評を受けたことは、彼女の自信とプロとしての冷静さを揺るがすものだった。
  4. 主要プロジェクトで大きな失敗を経験したことは衝撃的で、戦略や問題解決アプローチの再評価につながった。
  5. 何年も懸命に働いてきたのに昇進を見落とされたことはショックで、失望と自己改善への意欲が入り混じった。

御礼&後書き

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