本ブログではインバウンド(訪日外国人)ビジネスだけでなく企業接待や留学生対応等で英語説明が必要ながら多忙で情報収集に中々時間をかけられない方々の為にすぐに使える情報をわかりやすく解説しています。
今回テーマは観光やビジネス商談等でインバウンドに何かご案内する際の英語業務表現シリーズの『お待ちしてました』編です。
ここでは、各シーン毎に合わせた色々な表現例をご紹介しますので、明日は大事なご案内という際のチェック用にお試し下さい。
1.期待の気持ちを込める場合
なんらかのフォーマルな関係とそれに係る約束事があって待つ時の、こちらの期待の気持ちをお伝えする場合に使えます。また、会社としての期待のニュアンスを込める場合は’we’も使えます。
《日本語》お待ちしておりました。
- I have been expecting you.
- We have been expecting you.
👉例えば、面談予約を頂いたお客様をお迎えする際の「お待ちしておりました」は、動詞は’wait’でなく’expect’を用います。なので、下記の様な表現にも使われます。
《日本語》お待ちしております。
- I am expecting you.
- We are expecting you.
👉電話等で約束事をした時によく使われる「お待ちしています」ですね。
2.前向きな気持ちや意欲を込める場合
先の表現ほどフォーマルな関係でないお相手に対するカジュアルな表現として下記があります。
《日本語》お待ちしてます。
- I’ll wait on you.
👉例えば、販売店、レストラン、営業マンがお客様にお声がけする際の、親しさが込められた表現です。よって、次の様な表現もあります。
《日本語》お待ちしていました!
- I’ve been waiting on you.
👉待っていた気持ちを、さらに、カジュアルに伝える場合に使えます。但し、状況によっては遅くなった事を責めるニュアンスもありますので、フォーマルな関係では、先のパターンの’expect’を使います。
👉また、相手に対しサービス提供やアシストする場合は、’wait for’よりも通常’wait on’を使いますので、ここも同様にしています。
3.(付録)音声チェック
わかっているけど何となく不安なときに必要でしたら、下記の合成音声サンプルで記憶チェックにお試しください。色々な英語も試せるように、米国、英国の女性3話者揃えました。リピーティングもできるように2秒ポーズ置いてます。
期待の気持ちを込める場合
《日本語》お待ちしておりました。
- I have been expecting you./We have been expecting you.
《日本語》お待ちしております。
- I am expecting you./We are expecting you.
前向きな気持ちや意欲を込める場合
《日本語》お待ちしてます。/お待ちしていました!
- I’ll wait on you./I’ve been waiting on you.
御礼🔶あとがき
お忙しい中、今回も最後までご覧いただき大変ありがとうございました。今回テーマ含め今後も定期的にブラッシュアップして参りますので、引き続きご参照のほど宜しくお願い致します。🔶Gold
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