✅お待たせしました!ってどう言う?インバウンド英語案内時の業務表現!音声付でわかりやすく

業務案内

 本ブログではインバウンド(訪日外国人)ビジネスだけでなく企業接待や留学生対応等で英語説明が必要ながら多忙で情報収集に中々時間をかけられない方々の為にすぐに使える情報をわかりやすく解説しています。

 今回テーマは観光やビジネス商談等でインバウンドに何かご案内する際の英語業務表現シリーズの『お待たせ致しました』編です。

 ここでは、各シーン毎に合わせた色々な表現例をご紹介しますので、明日は大事なご案内という際のチェック用にお試し下さい。

1.基本的な表現

 感謝の気持ちを込めたい場合

特段、お待たせしたわけでもありませんが、純粋に感謝の気持ちをお伝えしたい時に(礼儀として)使えます。

《日本語》お待たせ致しました。

  • Thank you for waiting.
  • Thank you for your patience. 

👉”Sorry”(謝罪)でなく、”Thank you”(感謝)なので、約束した待ち合わせの場所(ホテルロビーや駅の改札等)でお相手をお迎えする際や、レストランで順番を待っているお客様をご案内する際、保留中の電話を取った際に使えるオーソドックスな表現です。後者の方がフォーマルですので、気を遣うべきお相手向けですね。

お詫びの気持ちを込めたい場合

実際に少しお待たせしてしまって、申し訳ない気持ちを伝えたい時に使えます。

《日本語》お待たせして申し訳ございません。

  • I’m sorry I kept you waiting.
  • I apologize for the delay.

👉”kept”は”keep”の過去形で、継続の意味ですが、” kept you waiting”で「あなたを待たせ続けた(過去のこと)」への謝罪の気持ちを伝えます。

お詫びしながらお願いする時

お待たせしていて、更にまだ時間がかかることをお伝えする時に使えます。

《日本語》お待たせしていて申し訳ございません。

  • I’m sorry to keep you waiting.
  • I apologize for keeping you waiting.

👉ここでは現在形の”keep”で、継続中の意味ですので、『もう少々お待ち下さい』『まもなく参ります』等の言葉が続きます。

苦情に対しお詫びする場合

待っているお相手から苦情が出た際のお詫びの気持ちを伝える時に使えます。

《日本語》長い間お待たせしていて申し訳ございません。

  •  I’m so sorry about the long wait. 
  • I apologize for keeping you waiting so long.

👉長い時間待たせていて、その気持ちをこちらが認識していることを伝える為にlong を交える例です。

長時間お待たせして漸く解消する場合

《日本語》お待たせしてしまい、申し訳ございません。

  • I’m sorry to have kept you waiting. 
  • I apologize for the lengthy wait .

👉状況に応じて、1文目では’so long’も加えるとその時の感情が深まります。

2. 電話特有表現

こちらも、特にお待たせしたわけでもありませんが、電話で自然な感謝の気持ちを込めて習慣的に使われます。

《日本語》お待たせ致しました。

  • Thank you for holding the line.
  • Thank you for holding.

👉’the line ‘はよく省略されます。

3.メール、電話のフォーマル表現

書き言葉的ですが、少しフォーマルな状況の時に使います。例えば、待ち合わせが上手く行かず、お相手のメールに気づかず返事が遅れてしまった場合ですね。

《日本語》メールの返信が遅れてしまい、申し訳ございません。

  • I’m sorry for the late reply.
  • I’m sorry for the delay in replying to your email. 

👉後者の方がよりフォーマルです。

4.(付録)音声チェック

 わかっているけど、ここ暫くインバウンドと接していない、明日は大事なお客様のお迎えだけど、とか何となく不安なときに必要でしたら、下記の合成音声サンプルで記憶チェックお試しください。色々な英語も試せるように、米国、英国、オーストラリア、インドの話者揃えました。リピーティングもできるように2秒ポーズです。

感謝の気持ちを込めたい場合

《日本語》お待たせ致しました。

  • Thank you for waiting.
  • Thank you for your patience. 
👉米国女性:ゆっくり秘書タイプ

お詫びの気持ちを込めたい場合

《日本語》お待たせして申し訳ございません。

  • I’m sorry I kept you waiting.
  • I apologize for the delay.
👉英国男性:おっとり執事タイプ

お詫びしながらお願いする時

《日本語》お待たせしていて申し訳ございません。

  • I’m sorry to keep you waiting.
  • I apologize for keeping you waiting.
👉オーストラリア女性:クール外交官タイプ

苦情に対しお詫びする場合

《日本語》長い間お待たせしていて申し訳ございません。

  •  I’m so sorry about the long wait. 
  • I apologize for keeping you waiting so long.
👉インド女性:無表情受付タイプ

長時間お待たせして漸く解消する場合

《日本語》お待たせしてしまい、申し訳ございません。

  • I’m sorry to have kept you waiting. 
  • I apologize for the lengthy wait.
👉米国女性:テキパキガイドタイプ

電話特有表現

《日本語》お待たせ致しました。

  • Thank you for holding the line.
  • Thank you for holding.
👉英国女性:コールセンター業務タイプ

メール、電話のフォーマル表現

《日本語》メールの返信が遅れてしまい、申し訳ございません。

  • I’m sorry for the late reply.
  • I’m sorry for the delay in replying to your email. 
👉オーストラリア男性:ドライな営業マンタイプ

御礼🔶あとがき

お忙しい中、今回も最後までご覧いただき大変ありがとうございました。今回テーマ含め今後も定期的にブラッシュアップして参りますので、引き続きご参照のほど宜しくお願い致します。🔶Gold

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