大事な海外ゲストとランチオーダーするその瞬間。いきなり「これどれくらいの量か聞いてみて!」と頼まれたら、どう言えば良い?
現場で迷ったら、おすすめはほぼすべての飲食シーンで使える万能フレーズ “Is it a large serving?”
でも、状況によってはそれだけでは応用が利かなかったり、さらにそれがパスタやピザ、ハンバーガーだったら……?「量やサイズを表す英語って、どれを使えばいいんだっけ!?」と、頭の中がミックスピザ状態になってしまうかも。

ナビゲーター:モモ
日本人の食欲ウオッチャー&ガイド
こんにちは!モモです🍑 今回は、そんな突然のピンチに出くわしても絶対に焦らないための応用テクニックを、分かりやすくナビゲートします!
じっくり学びたい方はこのまま順番で。今まさに現場でお急ぎの方は、下のジャンプボタンからお好みのユニットで30秒チェック!(🎧今回の英語音声は全て米国話者です。)
🧭 目的に合わせて30秒チェック!(ジャンプボタン)
👀イメージで即チェック👇(詳しくは本文でね🍑)

Created with AI
A: 料理の量を尋ねる際の基本
ネイティブが料理の量を尋ねる時、様々な表現が使われますが、一般的には、ネイティブの脳内は【A1: 3つの用語(切り口)】×【A2: 4つの構文(型)】の組み合わせで動いています。
A1: 用語の選択(何を基準にするか)
Serving = 「一皿(提供される単位)」の量
💡 適した食べ物: パスタ、カレー、サラダ、ラーメンなど(皿や器に盛られた総量)
Portion = 「(1人分として)切り分けられた」割り当ての量
💡 適した食べ物: ピザ(1片)、ステーキ(肉の塊)、ケーキなど(1人分の配分量)
Size = 「(大・中・小などの)物理的な規格」の大きさ
💡 適した食べ物: ハンバーガー、ピザ(ホール丸ごと)、ポテト、ドリンクなど(立体的なサイズ)
A2: 応用自在の「4つの基本構文」
【型 1】“How” タイプ
量やサイズを直接確認する際に使われます。
例:How big is the serving?(提供される一皿はどれくらい大きいですか?)
【型 2】“Is it a…” タイプ
食べ物の規模感をYes/Noで(大きさ/量など)確認する際に使われます。
例:Is it a large serving?(ボリュームのある一皿ですか?)
【型 3】“Enough for…” タイプ
食べる人数などのターゲット基準(一人/二人/シェア等)で聞く際に使われます。
例:Is it enough for one person?(1人分として十分な量ですか?)
【型 4】“How much…”
【型1】に近いですが、カジュアルに量を聞く際に使われます。 👇基本構文の “you” は、お店の人(または一般論としての『(注文する)人』)を指します。
基本構文:How much food do you get?
例:How much food do you get?(それを頼むと、どれくらいの量が出てきますか?)
B. 基本構文を使った食べ物タイプ別例文
ここでは、前ユニットで学んだ「4つの基本構文」を、食べ物のタイプ別(Serving / Portion / Size)に当てはめた実践的な例文をご紹介します。
大切なゲストから「これ、どれくらいの量?」と聞かれたら、目の前のメニューに合わせて以下の型をそのまま使ってみてください。
🍝 タイプ 1:Serving(一皿・一椀に盛られた料理)
-
適した食べ物: パスタ、カレー、サラダ、ラーメンなど(皿や器に盛られた総量)
-
【型 1:How】量やサイズを直接確認する
-
How big is the serving? (提供される一皿はどれくらい大きいですか?)
-
-
【型 2:Is it a…】規模感をYes/Noで確認する
-
Is it a large serving? (ボリュームのある一皿ですか?)
-
-
【型 3:Enough for…】食べる人数を基準に確認する
-
Is it enough for two people? (2人分として十分な量ですか?)
-
-
【型 4:How much…】カジュアルに量を確認する
-
How much food do you get? (それを頼むと、どれくらいの量が出てきますか?)
-
🥩 タイプ 2:Portion(切り分け・配分された料理)
-
適した食べ物: ステーキ(肉の塊)、ピザ(1スライス)、ケーキなど(1人分の配分量)
-
【型 1:How】量やサイズを直接確認する
-
How big is the portion? (1人分のボリュームはどれくらいですか?)
-
-
【型 2:Is it a…】規模感をYes/Noで確認する
-
Is it a big portion? (多めの配分ですか? / しっかりした量ですか?)
-
-
【型 3:Enough for…】食べる人数を基準に確認する
-
Is it enough for one person? (1人分として十分な量ですか?)
-
-
【型 4:How much…】カジュアルに特定メニューの量を確認する
-
How much meat do you get? ((ステーキを頼むと)お肉はどれくらいの量が出てきますか?)
-
🍔 タイプ 3:Size(立体的な規格・丸ごとのサイズ)
適した食べ物: ハンバーガー、ピザ(ホール丸ごと)、ポテト、ドリンクなど(立体的なサイズ)
-
【型 1:How】サイズを直接確認する
-
What size is it? (サイズはどれくらいですか? / どれくらいの大きさですか?)👉Size の場合は “What size is it?” が自然なのでこのようになっています。
-
-
【型 2:Is it a…】規模感をYes/Noで確認する
-
Is it a large size? ((ポテトやピザが)Lサイズですか?)
-
-
【型 3:Enough for…】食べる人数を基準に確認する
-
Is it enough for sharing? ((ホールピザが)シェアするのに十分な大きさですか?)
-
-
【型 4:How much…】カジュアルに「どれくらい」か確認する
-
How big of a burger do you get? ((それを頼むと)どれくらいの大きさのバーガーが出てきますか?)👉 中級以上向けの自然な口語表現です。
-
C. よく使われる場面・状況に合わせた自然な例文
ここでは、現場のシチュエーションや飲食店のスタイルに合わせて、私たちがお店のスタッフに尋ねる際の定番フレーズをご紹介します。👉各場面とも基本例文と簡単な会話例(音声付)で構成されています。
場面 1. レストランで基本確認!Is it a large serving?
「量は多いですか?」
最も自然で汎用性の高い表現。まず覚えるならこれ一択です。
Examples
- A:Is it a large serving?(量は多いですか?)
- B:It’s quite a large serving.(かなり量は多めです。)
場面 2. メニュー写真を見ながら!How big is it?
「どれくらいの大きさですか?」「大きさはどのくらい?」
非常に日常的でカジュアル。写真や見本を指しながら使いやすい表現です。
Examples
- A:How big is it?(どれくらいの大きさですか?)
- B:It’s about this size.(これくらいのサイズです。)
場面 3. 1人前かどうかを確認!Is it enough for one person?
「一人分として十分ですか?」「一人で食べきれますか?」
旅行者が最もよく使う実用表現です。
Examples
- A:Is it enough for one person?(1人分として十分ですか?)
- B:Yes, it’s perfect for one person.(はい、1人にちょうど良い量です。)
👆”Is it enough for one person?”の注意点
これは「足りるかどうか」「お腹がいっぱいになるか」を確認したい時に使いますので、
- Is it filling? (お腹にたまりますか?/食べ応えありますか?)という聞き方もよく使われます。
- また、小食なのか、大食漢なのかで答えが変わるため、“It’s a standard size.”(標準サイズです)という返答例もあります。
場面 4. シェアできるか判断!Can we share it?
「シェアしてよいですか?」「分けてよいですか?」
グループ旅行で非常によく使われる重要フレーズです。
Examples
- A:Can we share it?(シェアできますか?)
- B:Yes, two people can share it.(はい、2人で分けられます。)
👆”Can we share it?”の注意点
- 日本の飲食店では「1人1品注文(One drink/dish per person)」のルールがある場合があります。シェア可能かどうかを聞く際は、お店のルールも確認しましょう。
場面 5. 実際の量をカジュアルに聞く!How much food do you get?
「どのくらいの量がありますか?」「どれくらいの量が出てきますか?」
会話的でフレンドリー。ネイティブの日常感覚に近い表現です。
Examples
- A:How much food do you get?(どのくらいの量がありますか?)
- B:You get quite a lot.(かなり量がありますよ。)
場面 6. 少し説明的に丁寧に聞く!How big is the portion?
「その量はどれくらいですか?」「どのくらいの量ですか?」
自然で正確ですが、やや説明的です。一皿のボリュームを確認するのに便利です。
Examples
- A:How big is the portion?(量はどれくらいですか?)
- B:The portion is medium-sized.(量は中くらいです。)
D. 海外ゲストとの質疑例文
ここでは、目の前の訪日ゲストから食べ物の量を尋ねられた際の会話例を人気のある食体験別にカバーしています。具体的な場面をイメージしながらリアルな会話イメージがつかめます。
ゲスト 1. 定食屋で量を心配@東京
Guest: Is it a large serving?
Guide: Yes, it’s quite filling. You might want to share.
(量は多いですか?/はい、かなり満足感があります。シェアしてもいいかもしれません。)
ゲスト 2. ラーメン店で写真を見ながら@京都
Guest: How big is it?
Guide: It’s a regular bowl, but the noodles are generous.
(どれくらいの大きさですか?/普通サイズですが、麺は多めです。)
ゲスト 3. 和食レストランで1人前確認@金沢
Guest: Is it enough for one person?
Guide: Yes, it comes with several small dishes and rice.
(1人分として十分ですか?/はい、小鉢とご飯が付きます。)
ゲスト 4. 居酒屋でシェア相談@大阪
Guest: Can we share this dish?
Guide: Of course. It’s perfect for two or three people.
(この料理はシェアできますか?/もちろんです。2〜3人にちょうど良い量です。)
ゲスト 5. 丼物の量をカジュアルに質問@札幌
Guest: How much food do you get?
Guide: It’s quite a big bowl, so come hungry.
(どのくらいの量がありますか?/かなり大きい丼なので、お腹を空かせて来てください。)
ゲスト 6. ホテルレストランで丁寧に確認
Guest: How big is the portion?
Staff: It’s a moderate portion, suitable for a light meal.
(量はどれくらいですか?/ 軽めのお食事に適した適量です。)
まとめ
料理の量に関する一言は、旅行体験の満足度を大きく左右します。
現場で迷ったら、この一言だけ覚えてください。
Is it a large serving?
短く、丁寧で、ほぼすべての飲食シーンで使える万能フレーズです。
【補足1】用語集:Glossary(食一般・汎用フレーズ)
Serving(一皿の総量)
-
large serving ☛ 量が多い、大盛り
-
standard serving ☛ 標準的な量、並盛り
-
small serving ☛ 量が少ない、小盛り
-
👉 パスタ、カレー、サラダ、ラーメンなど器に盛られた料理全体に
Portion(1人分の配分・割り当て)
-
big portion ☛ ボリュームがある、多めの配分
-
moderate portion ☛ 適量、ほどよい量
-
light portion ☛ 軽めの量、少なめの配分
-
👉 ステーキ(肉料理)、ピザ(1スライス)、ケーキ、コース料理の一品に
Size(規格・物理的な大きさ)
-
large size / L size ☛ 大サイズ、Lサイズ
-
regular size ☛ 普通サイズ、レギュラー
-
What size? ☛ どのサイズ?
-
👉 ハンバーガー、ピザ(ホール丸ごと)、ポテト、ドリンクに
Capacity & Sharing(満腹感・シェア)
-
enough for one person ☛ 1人分として十分な量
-
enough for sharing ☛ シェアするのに十分な量
-
quite filling ☛ かなりお腹にたまる、食べ応えがある
-
perfect for two people ☛ 2人にちょうど良い量
Preferences & Dietary(好み・食事制限)
-
allergic to ~ ☛ 〜にアレルギーがある
-
meat-free / vegetarian ☛ 肉不使用、ベジタリアen
-
pork-free / alcohol-free ☛ 豚肉不使用、アルコール不使用
-
gluten-free ☛ グルテンフリー(小麦不使用)
-
raw food ☛ 生もの(刺身、生卵など)
Taste & Flavor(味付け・辛さ)
-
spicy / hot ☛ 辛い
-
mild ☛ 辛さ控えめ、優しい味
-
salty ☛ 塩気が強い、しょっぱい
-
sweet ☛ 甘い
-
heavy / rich ☛ 味が濃い、こってりしている
-
light / refreshing ☛ さっぱりしている、あっさり
Texture & Sensation(食感・状態)
-
crispy ☛ サクサク、パリパリ(天ぷら、唐揚げなど)
-
chewy ☛ もちもち、噛み応えがある(うどん、お餅など)
-
tender ☛ (お肉が)柔らかい
-
crunchy ☛ ボリボリ、シャキシャキ(生野菜、たくあんなど)
-
piping hot ☛ 熱々の、出来立ての
Ordering & Rules(注文・お店のルール)
-
one dish per person ☛ 1人1品注文(ワンオーダー制)
-
last order ☛ ラストオーダー(注文締め切り時間)
-
refill / free refills ☛ おかわり、おかわり自由
-
tap water ☛ 無料のお水、水道水
-
table charge ☛ 席料、お通し代
【補足2】スキマ時間活用 英語連続音声
今回表現に慣れておきたい方向けに、基本例文を連続音声として纏めましたので、電車での移動中等、スキマ時間にご活用ください。通常速度版と85%低速版(同時通訳時の目安速度)の2種あります。
A&B 基本例文
通常速度版
85%低速版
C 場面別例文
御礼🔶あとがき

👆 今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
本ブログに関するご意見やご要望がございましたら、下記メニューの [Assistance & Services] より、お気軽にお声がけくださいね。

