本ブログは観光業、企業接待、留学生対応等で英語案内が必要ながら、多忙で準備に時間をかけられない方々の為にすぐに使える情報を分かりやすく解説しています。
今回は『九谷焼工房案内!通訳ガイド解説』の《事前情報》パートのA級者用(日→英の対応が必要な方)向け演習ツール《Dツール》です。
👉ショートカット&リンクについて!①最初に音声で学習されたい方はそのままお進みください。➁最初に原文を確認されたい方は《原文:英日》へ③本編ブログを参照されたい方は『九谷焼工房案内!通訳ガイド解説』へ。④音声ツールの概要を参照されたい方は『演習ツール』まで!
D1:日英確認用:『日本語』”英語”対訳
👉文単位で日本語の後に英訳が續きますので、内容の確認ができます。
D2:口頭即訳用:『日本語』のみ(ポーズ間に英訳)
👉各日本語文の後はポーズになっていますので、その間に英訳できます。
D3:リピーティング用:”英語”のみ(ポーズ無し)
👉英語音声のみが(ポーズなく)続きますので復唱ができます。
D4:内容チェック用:”英語”のみ(低速版:or同通演習用)
👉英語音声(ポーズなし)を低速版で復唱or同時通訳の演習ができます。速さはいつも通り、約120wpm(約85%低速版)です。
《原文:英日》
《日本語》
- 日本の伝統工芸品の食器は大きく分けて木を削って作る漆器と粘土を整形して作る陶磁器があります。
- 陶磁器は固く熱に強いですが落とすと壊れやすい一方、漆器はその逆の性質を持ちます。
- 陶磁器は2種からなり、陶器は主に粘土で作られ、陶器はガラス成分の石を混ぜた粘土から作られて耐久性を持たせます。
- 一般的に陶器は厚手で光を通さず土の素朴な風合いと優しい手触り感があり、一方、磁器は薄手で光を通し独自の繊細で滑らかな美を放ちます。
- 和食料理では、陶器と磁器はその性質に合わせて使われますが、器の形と色彩デザインも同様です。
- 陶器に含まれるのは瀬戸焼、美濃焼、信楽焼で、磁器には有田焼、九谷焼 、京焼などがあり、それぞれに数百年にわたる伝統があります。
- 陶器製作は大きくは2工程あり、「素地制作」はろくろで成型され、「絵付」はその素地に絵を描きます。
- 『絵付け』には大きく2種あり、伝統的な「手書き」と最新デジタル技術を使った「転写技法」があります。
- 一般的に手書きが追求するのは職人技による芸術性で、転写技術ではその芸術性を損なわず、逆に手書きで困難なデザインを実現していて、それで九谷焼が多様化されました
- 工房見学には2種のツアーがあり、様々な工程の中で『素地作り』から始まるものと、他は『絵付け』をメインにしていて、ご自身の興味に合わせた選択が可能です。
《英語》
- Traditional Japanese tableware can be broadly divided into lacquerware, which is made by shaving wood, and ceramics or china, which is made by shaping clay.
- While ceramics are hard and heat-resistant but easily broken when dropped, lacquerware has the opposite property.
- Ceramics can be divided into two types: pottery, which are primarily composed of clay, and porcelain, which is made by mixing clay with stones, a glass component, to give it durability.
- In general, pottery are thick, impervious to light, and have the rustic texture of clay and a gentle feel to the touch, while porcelain is thin, allowing light to pass through. and has a unique, delicate and smooth beauty to the eyes.
- In Japanese cuisine, pottery and porcelain are used according to their properties, as well as the shape and color design of each vessel.
- Pottery include wares of Seto, Mino, and Shigaraki, and porcelain have wares of Arita, Kutani, and Kyoto, each with a tradition over several hundred years.
- Porcelain production can be broadly divided into two processes: “base production,” which involves molding it’s shape on a potter’s wheel, and “painting,” which involves drawing pictures on the base.
- “Painting” can be broadly divided into two types: traditional hand-drawn and “transferring images” using the latest digital technology.
- Generally, hand-painting pursues artistry through craftsmanship, but the transfer technique does not impair that artistry and, conversely, realizes designs that are difficult to achieve with hand-painting, thereby diversifying Kutani ware world.
- The workshop tour includes two types of tours: one showing the various processes, starting from “making the base” and the other focusing on “painting,” so you can choose the one that best suits your interests.
御礼🔶あとがき
お忙しい中、今回も最後までご覧いただき大変ありがとうございました。今回テーマ含め今後も定期的にブラッシュアップして参りますので、引き続きご参照のほど宜しくお願い致します。🔶Gold(v3a.1a.1a)
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