本ブログは観光業、企業接待、留学生対応等で英語案内が必要ながら、多忙で準備に時間をかけられない方々の為にすぐに使える情報を分かりやすく解説しています。
👉主要用語を抜粋! ➀「鳥居」は “Torii gate / Shinto gate” ➁「二礼二拍手一礼」は “Two bows, two claps, and one final bow” ➂「本殿」は “Main sanctuary” ➃「お神酒(おみき)」は “Sacred sake / Ritual sake offering” ➄「縁起物」は “Lucky charm / Good luck object” と言うことができます。
今回の用語集シリーズでは神社に関する英語表現を、❶クイック参照用と❷基本知識参照用の2章に分けてご紹介しています。
Part 1:【クイック参照】インバウンド5視点の用語集
この章では神社(神道)に関する用語を、お寺との違いを意識しつつ、5つの視点(アート、技術、ファッション、フード、日本人)に分類してご紹介しています。
1.1 アート(美・聖域の連想ワード)
神社の象徴的な景観や、神域(しんいき)に関する用語です。
- 基本的用語
- 神社👉Shrine / Shinto shrine
- 神道👉Shinto / Shintoism (Japan’s indigenous religion)
- 神様👉Kami / Deity / Shinto god
- 参拝👉Visit a shrine / Pay one’s respects
- お賽銭👉Offertory / Money offering
- 二礼二拍手一礼👉Two bows, two claps, and one bow
- 八百万の神👉Eight million gods / Myriads of deities
- 自然崇拝👉Nature worship
- 境内の建造物
- 鳥居👉Torii gate (Gateway to the sacred area)
- 参道👉Sandō / Approach to the shrine
- 本殿👉Main sanctuary / Inner shrine
- 拝殿👉Haiden / Worship hall (Outer shrine)
- 手水舎👉Chozuya / Purification font
- 狛犬👉Komainu / Guardian lion-dogs
- 拝殿の鈴👉Shrine bell
- 摂社・末社👉Auxiliary shrines / Sub-shrines
1.2 技術(匠・清浄の連想ワード)
神社の建築様式や、清浄さを保つための伝統技法です。
- 建築と装飾
- 注連縄(しめなわ)👉Shimenawa / Sacred straw rope
- 紙垂(しで)👉Shide / Zigzag-shaped paper streamers
- 茅の輪(ちのわ)👉Chinowa / Sacred cogon grass ring
- 檜皮葺(ひわだぶき)👉Hiwadabuki / Cypress bark roofing
- 遷宮(せんぐう)👉Sengū / Ritual rebuilding of the shrine
- 瑞垣(みずがき)👉Mizugaki / Sacred fence
- 権現造(ごんげんづくり)👉Gongen-zukuri style
1.3 フード(味・お供えの連想ワード)
神様に捧げるものや、祭礼の後の食事に関する用語です。
- 神饌(しんせん)と直会(なおらい)
- 神饌👉Shinsen / Food offerings to the gods
- お神酒(おみき)👉Omiki / Sacred sake
- 直会👉Naorai / Feast after the ritual (Communion meal)
- 撤饌(てっせん)👉Tessen / Shared food from the offering
- 餅まき👉Mochi-maki / Scattering rice cakes
- 甘酒👉Amazake / Sweet fermented rice drink
1.4 ファッション(装束・縁起物の連想ワード)
神職の服装や、日本人が大切にする授与品に関する用語です。
- 神職の装束
- 神主(かんぬし)👉Shinto priest / Kannushi
- 巫女(みこ)👉Shrine maiden / Miko
- 笏(しゃく)👉Shaku / Ritual baton
- 冠(かんむり)👉Kanmuri / Ritual headgear
- 縁起物とアイテム
- お守り👉Amulet / Lucky charm
- 絵馬👉Ema / Votive wooden tablet (for writing wishes)
- おみくじ👉Omikuji / Paper fortune
- 破魔矢(はまや)👉Hamaya / Evil-destroying arrow
- 幣束(へいそく)👉Heisoku / Sacred ritual wands
1.5 日本人(生活・行事の連想ワード)
日本人のライフサイクルと神社の深い関わりを示す用語です。
- 人生の節目と行事
- お宮参り👉Omiyamairi / First shrine visit for a newborn
- 七五三👉Shichi-Go-San / Festival for children aged 3, 5, and 7
- 初詣👉Hatsumode / The first shrine visit of the year
- 厄除け👉Yakuyoke / Warding off evil / Bad luck exorcism
- 祭り👉Matsuri / Shinto festival
- 神輿(みこし)👉Mikoshi / Portable shrine
- 山車(だし)👉Dashi / Festival float
- 参拝の心得
- 穢れ(けがれ)👉Kegare / Impurity / Spiritual uncleanness
- お祓い👉Oharai / Purification ritual / Exorcism
- 謙虚な気持ちで👉With a humble heart
- 真ん中を歩かない👉Avoid walking in the center of the approach (The center is for the gods)
Part 2:【基本知識】神社案内のためのスタディガイド
この章では、インバウンドのゲストを神社にご案内する際の基本知識を主なテーマやカテゴリー毎にシンプルな定義とともにまとめています。
1. 神社案内主要ステップ(Main Steps for Shrine Visit)
このユニットでは、鳥居をくぐってから出るまでの具体的な手順(主要ステップ)と、ガイドの際に役立つ英語表現をまとめています。(各表現は、本編ブログ[神社の参拝作法と英語説明|通訳ガイドが教える簡単例文【どうする日本文化体験シリーズ】]から抽出しています。)
Step 1:Entering Through the Torii Gate / 鳥居をくぐって境内へ
- Boundary / 結界・境界線 – 俗世(Everyday world)と神の領域(Divine realm)を分ける仕切り。
- Pause and Bow / 一旦止まって会釈 – 聖域に入る前の敬意のしるし。
- Head Slightly Lowered / 頭を少し低くする – 鳥居が連続する場合の謙虚な通り方。
Step 2:Walking Along the Approach / 参道を歩く
- Sando (Approach path) / 参道 – 神殿へ続く道。
- Avoid the Center / 中央を避ける – 真ん中は神様の通り道(The path for the deities)であるため、端を歩くのがマナー。
- Sense of Awe / 畏れ(敬意)を感じる – 神聖な場所に足を踏み入れているという心構え。
Step 3:Purifying at the Chozuya / 手水舎で心身を清める
- Ritual Purification / 儀式的な清め – 祈る前に水で心身をクリーンにすること。
- Ladle / 柄杓(ひしゃく) – 水をくむための道具。
- Sequence of Rinsing / 清めの順序 – 「左手(Left hand)→右手(Right hand)→口(Mouth)→柄(Handle)」の順で清める。
Step 4:Offering Prayers / お参りと願い事
- Offertory Box / 賽銭箱 – 感謝の印としてお賽銭を入れる箱。
- Two Bows, Two Claps, One Bow / 二礼二拍手一礼 – 神社参拝の基本作法。
- Pray with All Your Heart / 心を込めて祈る – 拍手の後、手を合わせたまま願いや感謝を伝える。
Step 5:Drawing an Omikuji / おみくじで運勢を占う
- Written Oracle / おみくじ(神のお告げ) – 今後の運勢や指針が書かれた紙。
- Fortune Levels / 運勢の段階 – 大吉(Great blessing)から大凶(Great curse)までのレベル。
- Tying the Paper / 木に結ぶ – 悪い結果の場合、さらなる加護を願って境内の木や紐に結びつける。
Step 6:Ema (Votive Tablets) / 絵馬に願いを書く
- Wooden Plaque / 木製の板 – 願い事や感謝を書いて奉納するもの。
- Picture of a Horse / 馬の絵 – 「絵馬」の語源。昔は本物の馬を奉納していた名残。
- Offering to the Deity / 神への捧げ物 – 書いた絵馬は指定の場所に掛け、持ち帰らずに納める。
Step 7:Exiting the Shrine / 鳥居を出る
- Final Bow / 最後の一礼 – 境内を出てから鳥居の方を向き、感謝を込めて最後にお辞儀をする。
Guide Tips: 神様の寛大さを伝えるフレーズ
- No strict rules: 「厳格なルールはありません」
- Japanese gods are very forgiving: 「日本の神様はとても寛大です」
- Feel free to follow your preferences: 「ご自身のやりやすいように(お好きなように)してください」
2. 神社(全体)
これ以降の各ユニットでは、本編ブログ[お寺を英語で案内|神社との違いや笑いも取れる通訳ガイド解説術]から抽出しています。)
Shinto / 神道(しんとう)
- Indigenous Faith☛ 日本固有の信仰 – 特定の教祖や聖典を持たず、古代から日本に根付いている自然信仰。
- Animism / Spirits in All Things☛ 万物に宿る神々 – 山、岩、滝など、自然界のあらゆるものに神(Kami)が宿ると考えるアニミズムに基づいた精神。
Torii Gate / 鳥居(とりい)
- Boundary to the Sacred☛ 聖域への境界線 – 私たちが住む世俗の世界(Secular world)と、神様が住む神聖な世界を分ける「ゲート」。
- Warding Off Evil☛ 魔除けの赤 – 多くの鳥居が赤いのは、魔除けの意味と、木材を守る防腐剤(Preservative)の役割がある。
Celebrating Life / 生を祝う(せいをいわう)
- Positive Space☛ ポジティブな場所 – お寺が「死後」や「先祖」を重視するのに対し、神社は現在の「生」を祝い、繁栄と感謝を捧げる場所。
- No Founder☛ 創始者がいない – 誰かが作った教えではなく、自然への畏敬の念から自然発生的に生まれた伝統。
Sando (Approach Path) / 参道(さんどう)
- Path for the Deities☛ 神様の通り道 – 参道の真ん中は神様が通る場所。人間は端を歩くのが伝統的なマナー(Etiquette)。
Temizu (Purification) / 手水(てみず)
- Ritual Purification☛ 心身の清め – 参拝の前に、水で日常の汚れ(Impurities)を洗い流し、身も心もクリーンにする儀式。
Offering / お賽銭(おさいせん)
- Token of Gratitude☛ 感謝のしるし – 願いを叶えるための「対価(Fee)」ではなく、日頃見守ってくれている神様への「ありがとう」の気持ち。
- Good Connection☛ 良いご縁(五円) – 「5円」は「ご縁」と同じ発音のため、ラッキーコインとして親しまれている。
Goshintai / 御神体(ごしんたい)
- Symbol of Spirits☛ 神様の象徴 – 日本の神様は目に見える姿(像)を持たないことが多く、鏡や剣などに象徴的に宿っている。
Matsuri / 祭り(まつり)
- Community Bonds☛ 地域の絆 – 神様を喜ばせると同時に、地域住民が集まり、絆を深めるためのコミュニティセンターとしての役割。
Shimenawa / しめ縄(しめなわ)
- Spiritual “Keep Out” Tape☛ 聖域の目印 – 「ここに神様が宿っている」ことを示す境界線であり、神聖な場所を守るための印。
Lifestyle & Habit / 生活習慣としての神道(せいかつしゅうかん)
- Not Just a Religion☛ 宗教を超えた習慣 – 多くの日本人は自分を「無宗教」と言うが、掃除や挨拶と同じように、神社参拝は生活の一部(Lifestyle)として深く根付いている。
Hospitality / おもてなし(おもてなし)
- Homes for the Gods☛ 神様へのお住まい – 6世紀に仏教の寺院を見て「神様にも立派な家を」と建て始めたのが神社の始まり。日本人の「おもてなし」のルーツとも言える。
ご提示いただいたテキストから、英語学習者が「神道」という日本独自の精神性を案内する際に役立つ用語を抽出しました。
特定の教義を持たない「自然な生き方」としての神道を、現代的な比喩(OSなど)を交えて解説できる構成です。
3. 神道(Shinto)
Way of Life / 自然な生き方(しぜんないきかた)
- No Founder or Scripture☛ 教祖も聖典もない – 特定のリーダーや絶対的なルール(聖書など)を持たず、日本の風土から生まれたライフスタイル。
- Sensing with the Heart☛ 五感で感じる – 頭で学ぶよりも、自然の中にある神聖さを心で感じることが重要。
Eight Million Spirits / 八百万の神(やおよろずのかみ)
- Spirits in All Things☛ 万物に宿る魂 – 唯一神ではなく、太陽、山、岩、風など、あらゆる自然に神(精霊)が宿ると考える。
- Pop Culture Inspiration☛ ジブリの世界観 – 『千と千尋の神隠し』のように、「すべてに魂がある」という精神はまさに神道の考えそのもの。
Purification over Sin / 罪より「浄化」(きよめ)
- Washing Away Impurities☛ 汚れを払う – 悪いことへの「罰(Punishment)」を考えるより、心に溜まったストレスや邪気を払い、クリアな自分に戻ることを重視する。
The “Here and Now” / 今、この瞬間(いま、このしゅんかん)
- Celebrating the Present☛ 今を祝う – 死後の世界を恐れるよりも、今を明るく元気に生きる(Living brightly and happily)ことを大切にする。
Spirit of Harmony / 和の精神(わのせいしん)
- Flexible Wisdom☛ 柔軟な知恵 – 他者を排除せず、仏教など異なる文化とも争わずに平和に共存(Coexistence)させてきた知恵。
Root of Hospitality / おもてなしのルーツ
- Welcoming Invisible Guests☛ 目に見えない客をもてなす – 姿の見えない神様をゲストとして丁寧にお迎えする習慣が、日本人のホスピタリティ(Hospitality)の基礎。
Japan’s “Operating System” / 日本人のOS(オーエス)
- Cultural DNA☛ 文化的なDNA – たとえ無宗教(Not religious)を自称していても、日本人の行動の根底で動いている基本ソフトのようなもの。
Way vs. Teachings / 「教え」ではなく「道」
- Open Broadway☛ 誰にでも開かれた道 – 茶道や柔道のように「型」を通じて心を整える。エリートだけの険しい道ではなく、お辞儀ができれば誰でも歩める広い道。
Cultural Backbone / 文化的な背骨(ぶんかてきなせぼね)
- Gentle Guidance☛ 祖父母のような導き – 教義を押しつけるのではなく、人生の節目(結婚・出産など)で自然に気づきを与えてくれる、2000年を生きる祖父母のような存在。
Kamikaze / 神風(かみかぜ)
- Divine Wind☛ 神が吹かせた風 – 歴史的に日本を守った台風を指す言葉。神道の「自然が国を守る」という考えの一端。
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