本ブログは観光業、企業接待、留学生対応等で英語案内が必要ながら、多忙で準備に時間をかけられない方々の為にすぐに使える情報を分かりやすく解説しています。👉この『取り扱い注意慣用英語』シリーズでは取り扱いに注意が求められるカジュアルな英語表現を身に付けながらネイティブとの共感英語力アップを目的にしています。
今回は望ましくない行動をする危険人物を表現するカジュアル(👇下記)6語です。いずれも強いネガティブな意味合いを持ち、非難や論争の文脈で、非公式な日常会話ではよく使われる表現なので、いつもの知らないより知っていた方が良いカテゴリーとして使用頻度順に6表現の解説と基本例文の構成でご紹介します。❶Thug❷Gangster❸Hoodlum❹Delinquent❺Ruffian❻Miscreant
😲本テーマの6語は聞いて理解できるだけ(使用しないこと)が望ましい表現ですが、フォーマル用語も含めた関連テーマ「悪い奴ら最頻出22語」をご参照の際はこちらから!
1. Thug (ごろつき)
犯罪行為や暴力に関与している人物のことで、一般的に攻撃的で危険だと判断されます。否定的な意味合いが強く、ステレオタイプで非人間的なイメージを招きやすいので、使用は慎重に。
– Example: “He acts like a thug, always causing trouble in the neighborhood.”
– 「彼は常に近所で問題を起こすごろつきのように振る舞っている。」
2. Gangster (ギャング)
違法行為に関与する組織犯罪グループのメンバーを指します。メディアではしばしば美化される傾向がありますが、重大な犯罪行為を意味しますので、取り扱いは場をわきまえて。
– Example:”The police arrested several gangsters involved in the smuggling ring.”
– 「警察は密輸組織に関与していた複数のギャングを逮捕した。」
3. Hoodlum (チンピラ)
犯罪や暴力に手を染める人を指し、しばしばギャング活動に関連します。否定的な意味合いが強いので、言われる人は不当なレッテルを貼られることになり、文脈に要注意。
– Example: “The neighborhood has been terrorized by hoodlums for years.”
– 「この界隈は何年もチンピラに脅かされてきた。」
4. Delinquent (非行)
軽微な犯罪を犯したり、悪い行いをしたりする人、特に若い人を指します。今回テーマの中では最もプライベートな文脈以外でも使われている表現で、迷惑行為に関与した青少年の意味でよく用いられますが、勿論文脈次第であることは変わりません。
– Example: “The school is trying to help delinquent students turn their lives around.”
– 「学校は非行生徒が人生を立て直すのを助けようとしている。」
5. Ruffian (荒くれ者)
暴力的な人、特に犯罪に関わる人を指します。粗暴で暴力的な行動を伴いますので、ネガティブな文脈では要注意。
– Example: “The ruffians were caught fighting in the alley.”
– 「荒くれ者たちが路地で戦っているのが見つかった。」
6. Miscreant (悪漢)
悪い行いをしたり、法律を破ったりする人を指します。これも比較的私的な文脈外でも使われていますが、不道徳または不法行為を示唆しますので、そのトーン(調子)にはご留意のこと。
-Example: “The miscreants vandalized the park during the night.”
– 「悪漢らが夜中に公園を破壊した。」
●単語:チェック用連続音声
発音チェック用の3話者(米国男性話者、インド女性話者、オーストラリア男性話者)音声です。
◆例文:習得用連続音声
習得用に6例文連続音声です。標準速度版と85%低速版の2種あります。
御礼🔶後書き
🔶今回も最後まで読んで頂き大変ありがとうございます。もし何かご意見やリクエストございましたらお気軽に『Help Desk』にてお声がけくださいませ。Gold🔶(R70225)v.4b.4b.1a/+250225