一瞬迷う英単語:Charge|充電から突進、日本人の「空気を読む」まで7用法

共感力@一瞬迷う英単語

本ブログは、観光業・企業接待・留学生対応などで英語案内が必要な一方、多忙で事前準備に時間をかけられない方々のために、すぐに使える情報を分かりやすく解説しています。

「どこで Charge できますか?」

もしカフェでゲストにこう聞かれたら、あなたはスマホの「充電器(🔋)」を指しますか? それとも、レジで「料金(💴)」を支払う場所を教えますか?

私たちの生活に馴染み深い Charge。しかしその実体は、電気を溜めることから、敵陣への突進、さらには重たい責任を背負うことまで、**「強いエネルギーが一点に注がれる」**という共通項を持った、非常にパワフルな単語です。

ある時は便利な充電(🔋)、ある時は歴史を動かす先陣(🐎)、そしてある時は、言葉にできない張り詰めた空気(⚡)

もし、ゲストが「ここは歴史的な重みを Charged していますね」と言ったのを、「ここは歴史的に充電されていますね」と脳内で直訳してしまったら、せっかくの静謐な空間がハイテクな施設に早変わりしてしまいます。本ブログは、多忙な中で「相手と深く共鳴する英語」を目指す方のための救急箱です。

今回の記事では、

  • 「対象(モノ・金・人・場所)」で正体を即座に見分ける判別術
  • 侍の「突進」や、日本の「空気を読む文化」をドラマチックに語るフレーズ
  • 「担当者は誰?(Who’s in charge?)」に即答するためのビジネス英語

これらを、下記の7用法毎に纏められた現場の臨場感あふれる音声付き例文とともに徹底解説します。

❶ 充電する❷ 料金を請求する❸ 責任・任務を任せる❹ (一般的な)非難・責める❺ 突進する❻ (感情・雰囲気を)帯びる❼ (法的)起訴・告訴する

《お勧めのご利用法》本記事はボリュームがありますので、目次から目的に合わせてピンポイントで活用も可能です。

✋ 各用語の違いをチェックしたい方は → 【A】各表現の意味&例文へ。
✊ 日常会話での使い方を知りたい方は → 【B】日常生活例文(Private & Business)へ。
👆 インバウンドで外国人をご案内する際に役立てたい方は → 【C】訪日外国人ご案内例文へ。

【A】各表現の意味&例文

まずは “charge” の7用法の定義と違いについて解説します。🎤英語音声は全て米国女性話者です。

1. Charge = 充電する(🔋)【最頻出・日常会話】

Definition:電子機器に電気を補給する、という意味の charge。観光・出張・移動中の会話で最もよく使われる用法です。

Example:“Can I charge my phone here?”
「ここでスマホを充電してもいいですか?」

👉 outlet と非常によくセットで使われ、charge = 動作 / outlet = 場所 という関係になります。

2. Charge =(料金を)請求する(💴)

Definition:サービスや商品に対して料金を請求する、という意味。ホテル・レストラン・交通・施設案内で必須の用法です。👉 How much do you charge? は観光・ビジネスの両方で頻出の定番フレーズ。

Example:“They charge an extra fee for late check-out.”
「レイトチェックアウトには追加料金がかかります。」

3. Charge = 任せる・責任を与える(📋)

Definition:人に責任・任務・管理を任せる、というややフォーマルな用法。職場説明・組織説明でよく使われます。👉 in charge of ~ は、留学生・ビジネス訪問者への説明で非常に便利。

Example:“He was in charge of the project.”
「彼はそのプロジェクトを担当していました。」

派生用法: in charge

  • 意味:担当
  • 例文:”Who is in charge?”「責任者(担当者)は誰ですか?」

4. Charge = (一般的な)非難・責める

Definition:誰かを不正・罪・過失で非難・告発する意味。ニュース・歴史説明・社会背景の話で登場します。👉 charge + with + 犯罪内容 が基本構文。

Example“He was charged with the failure of the project.”(プロジェクト失敗の責任を問われた)

5. Charge = 突進する(🐎)

Definition:勢いよく前進・突進する、という動きのある意味。歴史・武士・戦闘描写でよく使われます。👉 サムライ・戦国時代の説明とも相性が良い表現。

Example:“The soldiers charged toward the enemy.”
「兵士たちは敵に向かって突進しました。」

派生用法lead the charge

  • 意味:先陣を切る、先頭に立って推進する
  • 例文:Our company is leading the charge in green energy. (わが社はクリーンエネルギーの分野で先頭を走っている。)

6. Charge =(雰囲気・感情を)帯びる(⚡)

Definition:場の空気や言葉が、強い感情・緊張感を帯びるという意味。抽象的だが、ネイティブが好む表現。

Example:“The atmosphere was emotionally charged.”
「その場の空気は感情的に張り詰めていました。」

7. Charge = (法的)起訴・告訴

Definition:警察・検察が正式に起訴するという法的な意味。

Example:“The suspect has been formally charged.”
「容疑者は正式に起訴されました。」

【補足】会話の中で見分ける方法:Charge は感情でなく「対象」で決める

現場では「今、何について話しているか?」これだけで charge はほぼ自動判別できます。

話題 / 直後にくるものchargeの意味現場でのイメージ
バッテリー・スマホ充電する🔋 電気がたまる
金額 ($ / fee / extra)請求する💴 お金が出ていく
be in charge of 〜担当・責任📋 持ち場を守る
人 + with + 罪状非難・起訴する⚠️ 指をさして責める
場所・敵に向かって突進する🐎 勢いよく進む
感情的な形容詞 + charged帯びる⚡ 空気がピリつく

【B】日常生活例文(Private & Business)

ここでは、日常生活(私的シーン)と職場・業務・ガイドシーンの短い会話を通して “charge” の代表的な異なる使い方を体感的に確認します。今回のポイントは下記のコントラストです。👄👄英語音声は全会話とも米国女性&米国男性話者です。

🔋 物理的・機能的な charge vs 💴 制度的・社会的な charge(料金・責任・告発)

① Charge = 充電する(🔋)

A: “My battery is almost dead.”
B: “You can charge your phone here.”

和訳
A「バッテリーがもうほとんどない。」
B「ここでスマホを充電できますよ。」

② Charge = 料金を請求する(💴)

Guest: “Is there an extra charge for this service?”
Staff: “No, it’s included in the price.”

和訳 客:「このサービスには追加料金がかかりますか?」
スタッフ:「いいえ、料金に含まれております。」

③ Charge = 任務・責任を任せる(📋)

A: “Who’s in charge of today’s tour?”
B: “I am. I am going to fill in for her today.”

和訳
A「今日のツアーの担当は誰ですか?」
B「私です。今日は私が彼女の代わりを務めます。」

④ Charge = (一般的な)非難・責める

A: “Why was the manager in trouble?”
B: “She was charged with abuse of power.”

和訳
A「なぜマネージャーは問題になったの?」
B「パワハラで告発されたんだ。」

⑤ Charge = 突進する(🐎)

A: “What happened in the battle?”
B: “The soldiers charged toward the enemy.”

和訳
A「戦いでは何が起きたの?」
B「兵士たちが敵に向かって突進したんです。」

⑥ Charge =(雰囲気・感情を)帯びる(⚡)

Guest: “The atmosphere here is very intense.”
Guide: “Yes, this site is historically charged.”

和訳
客「ここはとても強烈な空気感がありますね。」
ガイド「ええ、ここは歴史的な重みを帯びた場所なんです。」

⑦ Charge = 起訴する(正式・法的)(⚖️)

A: “Has the suspect been arrested?”
B: “Yes, he has been formally charged.”

和訳
A「容疑者は逮捕されたの?」
B「はい、正式に起訴されました。」

【C】訪日外国人ご案内例文(Guide Scene)

ここでは、訪日外国人への現地ガイド説明を想定し、charge の7用法を、日本人の生活・考え方・社会の特徴と結びつけてご紹介します。

1. Charge = 充電する

@几帳面で無駄を嫌う生活感覚

“In Japan, people tend to charge their phones whenever they find time,
because running out of battery is seen as a lack of preparation.”「日本では、準備不足と見られるため、時間があればこまめにスマホを充電する人が多いんです。」

英国男性話者

2. Charge = 料金を請求する

@明朗会計・安心感を重視する文化

“Shops in Japan usually explain clearly what they charge, so customers don’t worry about hidden fees.”「日本のお店では、何にいくら請求されるかを事前に明確に説明するのが一般的です。」

米国女性話者

3. In charge of = 担当・責任

@責任の所在をはっきりさせる社会

“In Japanese workplaces, someone is always clearly in charge of each task.”「日本の職場では、それぞれの仕事に必ず明確な担当者がいます。」

インド男性話者

4. Charge with = 告発・起訴

@社会的責任を重く受け止める意識

“In Japan, people are very sensitive to social responsibility; any misconduct can lead to being charged by public opinion.” 「日本では社会的責任を非常に重くとらえるので、何らかの不祥事があると、世論から厳しく非難されます。」

米国女性話者

5. Charge = 突進する

@武士道・戦いの美学

“Samurai were trained to charge forward without hesitation, valuing honor over their own lives.” 「武士は、自分の命よりも名誉を重んじ、ためらわずに突進する訓練をしていました。」

オーストラリア男性話者

6. Charged atmosphere = 張り詰めた空気

@空気を読む文化(KUUKI)

“In Japan, people are very sensitive to a charged atmosphere, even if no one says anything. This is often called ‘reading the air.’”「日本では、誰も何も言わなくても、張り詰めた空気を敏感に感じ取ります。これはよく「空気を読む」と呼ばれます。」

米国女性話者

7. Be charged = 正式に起訴される

@手続きと形式を重んじる社会

“Before someone is officially charged, procedures are followed very carefully in Japan.”「日本では、正式に起訴される前に、慎重な手続きが踏まれます。」

米国男性話者

補足:用語集

  • Outlet :コンセント
    • “Where is the outlet?”(コンセントはどこですか?)と charge はセットで頻出。
  • Run out of battery :充電が切れる
    • “My phone ran out of battery.”(スマホの充電が切れた)
  • Hidden fees :隠れた費用(隠し料金)
    • 「日本のお店は明朗会計(No hidden fees)」と説明する際に有効。
  • Misconduct :不祥事・不正行為
    • 社会的・法的な非難を説明する際の硬い表現。
  • Reading the air :空気を読む
    • 日本文化特有の「Charged atmosphere(張り詰めた空気)」を説明する際のキラーフレーズ。

御礼&後書き

🔶最後までご覧いただき、誠にありがとうございました! 本ブログに関するご意見やご要望がございましたら、メニューの📧Assistance & Services📞よりお気軽にお声がけください。🔶GOLD💎v.4b.4b.1a/S1

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