A級通訳演習♠鈴木大拙館❷笑いも取れる?何故ここに楠が⁈樟脳を抽出‼禅は心のカンフル剤⁈の英語表現を習得

演習@金沢他

本ブログは観光業、企業接待、留学生対応等で英語案内が必要ながら、多忙で準備に時間をかけられない方々の為にすぐに使える情報を分かりやすく解説しています。

👉タイトルの各語について:①「何故ここに楠(くすのき)が?」⇒”Why is a camphor tree here?” 、➁「樟脳(しょうのう)を抽出」⇒” extract camphor”、➂「禅は心のカンフル剤」⇒”Zen is camphor for the mind.”ということが可能です。

 今回は本編ブログ《鈴木大拙》の《2.インバウンドの視点!笑いが取れるかも?>Q2 この三角のくぼみは何のためにあるのですか?》のA級者用(日→英の対応が必要な方)向け演習《Dツール》です。

👉ショートカット&リンクについて!①最初に音声で学習されたい方はそのままお進み下さい。➁最初に原文を確認されたい方は【原文:日英】へ。③本編ブログを参照されたい方は『鈴木大拙館:わかりやすく解説』へ。④音声ツールの概要を参照されたい方は『演習ツール』まで! 

2.インバウンドの視点!笑いが取れるかも?

Q2 この三角のくぼみは何のためにあるのですか?

What are this triangular alcove for?/What is the purpose of this triangular alcove?

Dツール:”日⇒英”演習簡易ツール

本ブログ同様、全12文は前半真面目パート(1-7)と後半おふざけパート(8-12)の2部構成になっています。また日本語だけ演習向けに(不自然にならない範囲で日英の語順を合わせる様に)編集しています。

D1:日英確認用:『日本語』”英語”対訳

👉文単位で日本語の後に英訳が續きますので、内容の確認ができます。

前半真面目パート(1-7):日本語女性話者+英国男性話者
後半おふざけパート(8-12):日本語女性話者+米国女性話者

D2:口頭即訳用:『日本語』のみ(ポーズ間に英訳)

👉各日本語文の後はポーズになっていますので、その間に英訳できます。

前半真面目パート(1-7):日本語女性話者
後半おふざけパート(8-12):日本語女性話者

D3:リピーティング用:”英語”のみ(ポーズ無し)

👉英語音声のみが(ポーズなく)続きますので復唱ができます。

前半真面目パート(1-7):英国男性話者
後半おふざけパート(8-12):米国女性話者

D4:内容チェック用:”英語”のみ(低速版:or同通演習用)

👉英語音声(ポーズなし)を低速版で復唱or同時通訳の演習ができます。速さは約120wpm(約85%低速版)です。

前半真面目パート(1-7):英国男性話者
後半おふざけパート(8-12):米国女性話者

【原文:日英】

  1. このくぼみが作られたのは、眼の前の庭と、そして特にあの楠(くすのき)を鑑賞するためです。
    • This alcove was made to appreciate the garden in front of you and especially that camphor tree.
  2. 驚いたことに、あの楠は鈴木大拙が子供の頃から既にあったもので、彼はこの木を見ながら育ったそうです。
    • Surprisingly, that camphor tree was already there when D.T. Suzuki was a child, and it is said that he grew up looking at it.
  3. 楠は古来より人工的にも植えられ大切にされていて、それはショウノウが抽出できたからで、薬として使われてます。
    • Camphor trees were also planted artificially and cherished since ancient times because people can extract camphor, which is used as  medicine.
  4. 薬としてはカンフル剤は注射され、心臓を刺激して血圧を上昇させました。
    • Camphor, used as a drug, was specifically injected to stimulate the heart and increase blood pressure.
  5. 想像すると面白いのは、もしかして鈴木少年はこの木から刺激を受けて、禅を心のカンフル剤として疲れた現代人に使ったのでは、ってことです。
    • It’s intriguing to imagine that the young Suzuki may have drawn inspiration from this tree, using Zen as a mental camphor for weary modern individuals.
  6. 何より楠からカンフル剤を抽出するには蒸留工程も絡むため大変な手間と忍耐が必要なのです。
    • Above all, extracting camphor medicine from camphor wood include a distillation process, which requires a great deal of time and patience.
  7. もしかすると、彼が禅を世界に広めたその忍耐力も、その楠から影響を受けたのかもしれませんね。
    • Maybe the patience with which he spread Zen worldwide was also influenced by that camphor tree.
  8. だからかもしれません、何故、私の形成された性格が、良い美味しい結果ばかりすぐ安直に求めるようになったのか。
    • Maybe that’s why I developed a personality that only seeks good and tasty results quickly and easily.
  9. 私の家の庭には柿の木といちじくの木があり、私はそこで生まれ育ちました。
    • There was a persimmon tree and a fig tree in the yard of the house where I was born and raised.
  10. 私は食べたい時にいつでもその実を木からもいで美味しい思いができて、煩わしさも忍耐も不要でした。
    • I could just rip the fruit off the tree and eat it whenever I wanted, with no hassle or patience required.
  11. でもこんな忍耐のない私でも、時たま思うんですね、もしかして私にできる唯一、良いことをしているでは、って。
    • But even with my lack of patience, I sometimes think that maybe I am doing the only good thing I can do.
  12. こんな風に私に関わることで、私の両親、友達、そして今日ご案内しているお客様の忍耐力を高めるのにお役に立ってるのでは、と。この楠みたいに。
    • By being involved with me in this way, am I contributing to increase the ability of endurance of my parents, friends, and the customers I am showing today. Like this camphor tree.

御礼🔶後書き
🔶今回も最後まで読んで頂き大変ありがとうございます。もし何かご意見やリクエストございましたらお気軽に『Help Desk』にてお声がけくださいませ。Gold🔶v.3a.1a.1a

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