本ブログは観光業、企業接待、留学生対応等で英語案内が必要ながら、多忙で準備に時間をかけられない方々の為にすぐに使える情報を分かりやすく解説しています。
今回は『石灯籠・雪吊りを英語で案内|金沢・兼六園で笑いも取れる通訳ガイド解説術』の《 10. 日本武尊像>10.3 笑いが取れるかも?説明例>笑いが取れるかも?>a) では、この像はいったい誰なのでしょうか?》パートのA級者用(日→英の対応が必要な方)向け演習ツール《Dツール》です。
👉ショートカット&リンクについて!①最初に音声で学習されたい方はそのままお進みください。➁最初に原文を確認されたい方は【原文:日英】へ。➂本編ブログを参照されたい方は『石灯籠・雪吊りを英語で案内|金沢・兼六園で笑いも取れる通訳ガイド解説術』の解説を読むへ。④音声ツールの概要を参照されたい方は『演習ツール』まで!
10. 日本武尊像
”Statue of Yamato Takeru”
10.3 笑いが取れるかも?説明例
a) では、この像はいったい誰なのでしょうか。
”So, who is this statue?”
Dツール:”日⇒英”演習簡易ツール
本編同様、全15文は前半No1~6の真面目パートと後半No7~15のおふざけパートの2部構成になっています。また日本語だけ演習向けに(不自然にならない範囲で日英の語順を合わせる様に)編集しています。
D1:日英確認用:『日本語』”英語”対訳
👉文単位で日本語の後に英訳が續きますので、内容の確認ができます。
D2:口頭即訳用:『日本語』のみ(ポーズ間に英訳)
👉各日本語文の後はポーズになっていますので、その間に英訳できます。
D3:リピーティング用:”英語”のみ(ポーズ無し)
👉英語音声のみが(ポーズなく)続きますので復唱ができます。
D4:内容チェック用:”英語”のみ(低速版:or同通演習用)
👉英語音声(ポーズなし)を低速版で復唱or同時通訳の演習ができます。速さはいつも通り約120wpm(約85%低速版)です。
【原文:英日】
《日本語》
- これは日本武尊(やまとたける)、伝説的な戦士で、古い伝承によれば、約二千年前に日本全土を平定したと言われています。
- 日本版ヘラクレス、あるいは世界各地にあるアーサー王伝説の英雄のような存在だと考えると分かりやすいでしょう。
- 日本最古の歴史書にも登場し、現在の天皇の祖先として語られることさえあります。
- この像は、約四百名の地元兵士を慰霊するために建てられたもので、近代日本の幕開けに起きた大規模な内戦で亡くなったのです。
- その戦い――日本史上最大の内戦――の後、国は長い平和の時代に入ります。
- だからこそ、古代に「平和をもたらした」英雄である日本武尊を選んだことには象徴的なものを感じます。
- しかし、多くの人々は、この西洋風のブロンズ像は、伝統美で知られる兼六園には少し場違いだと言います。
- 正直なところ、剣を手にした高さ五メートルの武人がこちらを見下ろしている姿は、静かな庭園散策に溶け込むとは言いがたいものがあります。
- もし剣を持っていなければ、もっと穏やかな守護者のように見えたかもしれません、――戦没者を悼む記念碑、その後に訪れた平和の象徴で。
- 当時から批判は多くありました。頭が大きすぎるとか、衣装が正確でないとか、いろいろと言われたのです。
- だからこそ、制作者たちは剣を残すことにしたのかもしれません――まるで、将来の戦いに備えさせるかのように。
- そしてある意味、その判断は正しかったとも言えます。この像は批判だけでなく、実際に撤去されそうになったことも何度かありました。いわば昔ながらの“炎上”と言えるでしょう。
- 伝説によれば、日本武尊は一度、燃え盛る草原に閉じ込められた際、草を剣で切り払って脱出したとされています――あの有名な草薙剣です。
- 批判はいつの時代も激しく燃え上がります。
- それでもこの像は、あらゆる“炎”を草薙剣の伝説さながらに切り払い、今日まで立ち続けているのです。

《英語》
- This is Yamato Takeru—a legendary warrior who, according to ancient stories, brought the whole of Japan under his control nearly two thousand years ago.
- You can think of him as Japan’s Hercules, or a hero from the many King Arthur‑type legends around the world.
- He appears in Japan’s oldest chronicles and is even described as an ancestor of today’s Emperor.
- This statue was created to honor about four hundred local soldiers who died in a major civil war at the dawn of modern Japan.
- After that war—the largest civil conflict the country ever saw—Japan entered a long period of peace.
- So choosing Yamato Takeru, a hero who “brought peace” in ancient times, felt symbolic.
- But many people say this Western‑style bronze statue looks a little out of place in Kenrokuen Garden, a place known for its traditional beauty.
- And honestly, a five‑meter‑tall warrior staring down at you with a sword doesn’t exactly blend into a peaceful garden stroll.
- If he didn’t have the sword, he might have looked more like a gentle guardian—a memorial for the fallen and a symbol of the peaceful era that followed.
- There was plenty of criticism even back then: the head looked too big, the clothes weren’t accurate, and so on.
- Maybe that’s why the creators decided to keep the sword—almost as if they were preparing him for future battles.
- And in a way, they were right. The statue faced not only criticism but several real attempts to remove it. You could call it the old‑fashioned version of an online flame war.
- According to legend, Yamato Takeru once escaped a deadly trap of burning grass by cutting it down with his sword—the famous Kusanagi Sword, “mowing sword,”
- Criticism burns just as fiercely across the ages.
- Yet this statue has cut through every flame—just like in the legend—and still stands here today.
御礼&後書き
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