本ブログは観光業、企業接待、留学生対応等で英語案内が必要ながら、多忙で準備に時間をかけられない方々の為にすぐに使える情報を分かりやすく解説しています。
今回は武家屋敷跡で有名な金沢の《野村家》をテーマにした本編ブログ『野村家わかり易く解説』の《鬼川文庫:刀剣:Q1.この刀剣は実際に使われたものですか?》のA級者用(日→英の対応が必要な方)向け演習ツールです。
👉ショートカット&リンクについて!①最初に音声で学習されたい方はそのままお進みください。➁最初に原文を確認されたい方は【原文:日英】へ③本編ブログを参照されたい方は『野村家わかり易く解説』へ。④音声ツールの概要を参照されたい方は『演習ツール』まで!
刀剣(Swords)
Q1.この刀剣は実際に使われたものですか?
本編ブログの通り、鬼川文庫の刀剣をネタにした演習ツール版です。日本語については口頭演習しやすいよう、不自然にならない範囲で日英の語順を合わせるよう編集しています。
Dツール:”日⇒英”演習簡易ツール
D1:日英確認用:『日本語』”英語”対訳
👉文単位で日本語の後に英訳が續きますので、内容の確認ができます。
D2:口頭即訳用:『日本語』のみ(ポーズ間に英訳)
👉各日本語文の後はポーズになっていますので、その間に英訳できます。
D3:リピーティング用:”英語”のみ(ポーズ無し)
👉英語音声のみが(ポーズなく)続きますので復唱ができます。
D4:内容チェック用:”英語”のみ(低速版:or同通演習用)
👉英語音声(ポーズなし)を低速版で復唱or同時通訳の演習ができます。速さはいつも通り、約120wpm(約85%低速版)です。
【原文:日英】
《日本語》
- サムライ時代の後期は比較的平和な時代だったので、多くの観賞用刀剣を産み出すことになりました。
- 驚くべきことにこの刀剣類は2~3百年以上の刀とは思えない機能と美を兼ね備えています。
- 思うにサムライの最後のプライドだったかもしれませんね、武士の家族が没落する中でも刀剣を手放さなかったのは、
- ’刀剣はサムライの魂’が当時の価値観でしたのでどんなに悲惨な境遇にあっても「魂を売る」ことは考えられなかったのかもしれません。
- 武士と対極的だったのが’悪魔に魂を売っても生き残りたい’商人です。
- そうなると、武士と商人との主導権を争う勝負は最初から見えていたとも言えます。
- 刀剣で約千年にわたり生き抜いてきたサムライにとって、この平和の時代の武器はただのプライドの遺産となりました。
- これで思い起こされるのが聖書の有名なセリフ、”剣に生き、剣に死ぬ “ですね。
- 武士は時空を超えてそれを証明したと言えるかもしれません、必ずしも文字通りの意味ではありませんが。
- 彼らは単に剣で死んだのではなく、剣にしがみつき売らなかったんです、生きるためにはその遺産を売るべきだったかもって時にね。
《英訳例》
- The late Samurai period was marked by relative peace, leading to the creation of many ornamental swords.
- It’s astounding that these swords, over two or three hundred years old, retain both functionality and beauty.
- It could be considered the last source of pride for the Samurai that they didn’t sell these swords, even amidst the decline of Samurai families.
- ‘A sword is the soul of a samurai’ held great value. So, no matter how dire their circumstances, it might have been unthinkable to ‘sell their souls’.
- Samurai stood in contrast to merchants who prioritized survival, even if it meant ‘selling their souls to the devil’.
- It could be said, then, that the contest for leadership between the samurai and the merchants was predictable from the beginning.
- For samurai who had survived by the sword for nearly a thousand years, the weapon became a legacy of pride, even in peaceful times.
- This recalls the famous biblical saying, “Live by the sword, die by the sword.”
- One might argue that the samurai proved this true across time and space—not necessarily in the literal sense.
- They didn’t just die by the sword; they clung to it, refusing to sell, even when it might have been wiser to trade their legacy for survival.
御礼🔶後書き
🔶今回も最後まで読んで頂き大変ありがとうございます。もし何かご意見やリクエストございましたらお気軽に『Help Desk』にてお声がけくださいませ。Gold🔶v.3a.1a.1a
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