本ブログは観光業、企業接待、留学生対応等で英語案内が必要ながら、多忙で準備に時間をかけられない方々の為にすぐに使える情報を分かりやすく解説しています。
今回は本編ブログ『世界遺産@白川郷わかりやすく解説』の《10 城跡&高台展望台>10.3 インバウンドの視点:笑いも取れるかも?>Q1 この景色の何故にこんなに惹かれるれるんでしょうか?》のA級者用(日→英の対応が必要な方)向け演習《Dツール》です。
👉ショートカット&リンクについて!①最初に音声で学習されたい方はそのままお進み下さい。➁最初に原文を確認されたい方は【原文:英日】へ。③本編ブログを参照されたい方は『白川郷わかりやすく解説』へ。④音声ツールの概要を参照されたい方は『演習ツール』まで!
10 城跡&高台展望台
“Castle Ruins & Observatory”
10.3 インバウンドの視点:笑いも取れるかも?
Q1 この景色の何故にこんなに惹かれるれるんでしょうか?
“Why are we so drawn to this landscape?”
Dツール:”日⇒英”演習簡易ツール
本ブログ同様、全12文は前半の真面目パート(1-6)と後半のおふざけパート(7-12)の2ファイル構成になっています。また日本語だけ演習向けに(不自然にならない範囲で日英の語順を合わせる様に)編集しています。
D1:日英確認用:『日本語』”英語”対訳
👉文単位で日本語の後に英訳が續きますので、内容の確認ができます。
D2:口頭即訳用:『日本語』のみ(ポーズ間に英訳)
👉各日本語文の後はポーズになっていますので、その間に英訳できます。
D3:リピーティング用:”英語”のみ(ポーズ無し)
👉英語音声のみが(ポーズなく)続きますので復唱ができます。
D4:内容チェック用:”英語”のみ(低速版:or同通演習用)
👉英語音声(ポーズなし)を低速版で復唱or同時通訳の演習ができます。速さはいつも通り、約120wpm(約85%低速版)です。
【原文:日英】
《日本語》
- この高台は白川郷の中でも非常に人気のある場所で、すべての観光サイトで必見スポットとして紹介されています。
- ご存知の通り、それほど高い場所からの眺めではありませんが、なぜか懐かしい雰囲気があり、心が安らぎます。
- 多くの観光客にとって、思い起こさせるのは童話の中の小人の家や神々に見守られた神話の舞台です。
- もちろん遠くから見ると平和な風景に見えても、そこに住む人々は厳しい現実と向き合っています。
- 例えば、合掌造りの屋根は維持費がかかるため、増えているのが普通の屋根の家なんです。
- 昔は、急な60度の屋根角度は必須でそれで大雪に耐えられるんですが、降雪量の減少で、より緩やかな角度でも耐えられるようになりました。
- 世界には地球温暖化を視覚的に確認できる場所がありますが、この高台もその一つかもしれません。
- 屋根の角度の変化を時間をかけて追跡することで、白川郷は地球温暖化の監視役になることもありえます。
- 屋根の角度だけでなく夏の熱波のセンサーとしても利用できます、なぜなら茅葺き屋根は瓦屋根や板屋根よりも熱に弱いので。
- なので、世界遺産の白川郷をアッピールできますよね、地球温暖化サミットの開催地として。
- そして、もし海面上昇によって白川郷が水没すれば、標高約600メートルにあるので、ほぼ間違いなく世界の終焉の予兆になります。
- その時までここで徹底的な測定を行うことができます。素晴らしい宣伝文句だと思いませんか?
《英語》
- This high point is a very popular spot in Shirakawa-go and is featured as a must-see location on all tourist sites.
- As you know, it’s not such a high-altitude view, but for some reason, there’s a nostalgic atmosphere that makes us feel at ease.
- For many visitors, it evokes the image of a fairy tale dwarf’s house or a mythical stage watched over by gods.
- Of course, even if the landscape looks peaceful from a distance, the people who live there face various harsh realities.
- For example, gassho-style roofs are costly to maintain, so more houses are being built with conventional roofs.
- In the past, the steep 60-degree roof angle was essential to withstand heavy snowfall, but with decreasing snowfall, gentler angles have become viable.
- There are places in the world where people can visually confirm global warming, and this viewpoint may be one of them.
- By tracking changes in roof angles over time, Shirakawa-go could serve as a watchdog for monitoring global warming.
- Not only the roof angle, the thatch roof can be used as a sensor for summer heat waves, because it is more sensitive to heat than tiled or singled roofs.
- So, we could promote Shirakawa-go, a World Heritage site, as a venue for a global warming summit.
- And if rising sea levels ever submerge Shirakawa-go, at an altitude of about 600 meters, it would almost certainly signal the end of the world.
- We can conduct thorough measurements here right up until that point. Don’t you think that’s a wonderful advertising catchphrase?
御礼&後書き
お忙しい中、今回も最後までご覧いただき大変ありがとうございました。今回テーマ含め今後も定期的にブラッシュアップして参りますので、引き続きご参照のほど宜しくお願い致します。🔶Gold🔶v.3b.3c.1c