Info@白川郷！どうする英語案内ネタ？AIを超える為の情報サイト五段活用#通訳ガイドが解説 - インバウンドビジネス最前線の方々へ！AIの上に立つ情報収集をアシスト

　本ブログは観光業、企業接待、留学生対応等で英語案内が必要ながら、多忙で準備に時間をかけられない方々の為にすぐに使える情報を分かりやすく解説しています。今回は『どうする英語案内？AIを超える為の情報支援』シリーズの《白川郷》編です。

0- 基本的な考え方（前書き）　

　本シリーズでは《白川郷》に関する代表的な情報サイトを(A)目的と（B)カバー範囲に照らして下記の5領域『政府（①国外展開、②国内展開）系、③自治体・公益系、④協業（専業者）系、⑤独立系』に分けて（一例として）ご紹介しています。この(A)（B)視点により現場の皆様が自ら日々検索される膨大な情報に（AIにはできない）より深堀した判断が加えられます。👉5領域分類の背景についてご参照の際は《Info@ブログついて》へ。

Table of Contents

0- 基本的な考え方（前書き）

1.政府（海外展開）系
1. Travel Japan（JINTO：日本政府観光局）【多言語】
2. Japan Guide【英】
2.政府（国内展開）系
1. 全国観光資源台帳（日本交通公社）【日】
3:自治体/公益（地元振興）系
1. 白川郷観光協会（公式）
2. 岐阜の旅ガイド（岐阜県観光連盟）
4.協業（専業者展開）系
1. 道の駅白川郷
5:独立（テーマ別）系
1. 白川郷（wiki）
2. 和田家住宅（wiki）
  1. 御礼🔶あとがき

1.政府（海外展開）系

　ここで引用したサイトは(A)目的を国際競争、(B)カバー範囲を世界規模として置いてますので、発信内容（表現）も発信規模もそれを反映しています。基本的に海外の旅行会社や個人客は一度は見ている情報としてチェックすることが有用です。

Travel Japan（JINTO：日本政府観光局）【多言語】

　ここでは、全世界に対し政府がどの様な内容、表現でPRして関心を高めようとしているかチェックできます。《白川郷》は単独だけでなく世界遺産として目一杯使っていこうという国策を感じる様な関連テーマも紹介されています。いつも通りインバウンドに’don’t miss’で何を訴求しているか、及び日英対訳チェックが有用です。同じ観光導線グループの五箇山との違いチェックも有用です。当然ですがライターの個性や好みも出てますので、その違いも加味します。👉下記引用は’Shirakawa-go（英語）’からです。

Shirakawa-go | Travel Japan – Japan National Tourism Organization (Official Site)

Japan Guide【英】

　正式な政府機関ではありませんが政府認定資格のVisit Japan 大使が設立した訪日観光情報サイトとして、海外発信力の強さから、本ブログではこのグループに置いています。海外の利用度が高い点で、公的なJINTOと内容、表現を比較する事が有用ですが、[白川郷]は単独テーマでなく世界遺産[五箇山]とセット記事です。海外での知名度の高さから、タイトルページ記事のボリュームは少なく興味あるテーマ毎に深堀する構成です。👉下記引用は[Shirakawa-go and Gokayama]（英語）からです。

Shirakawa-go and Gokayama Travel Guide (japan-guide.com)

2.政府（国内展開）系

　ここで引用したサイトは(A)目的は国内活性、(B)カバー範囲は国内規模として発信内容（表現）も発信規模もそれを反映しています。国レベルで客観的にどう扱われているか教科書を読む様な冷静チェックが有用です。

全国観光資源台帳（日本交通公社）【日】

　公益財団法人日本交通公社が（JTB分離後、研究的機能を持つようになり）このサイトをサポートしています。観光庁の多言語データベースとは目的が異なり、観光業での英語表現指導の役割はなく、特段インバウンドを意識した表現もなく、データベースとしての客観的な内容チェックに有用です。👉下記引用は’白川郷合掌造り集落’（日本語）からです。引用はありませんが、この他に白川郷検索で[どぶろく祭り]もあります。

白川郷合掌造り集落 | 全国観光資源台帳(公財)日本交通公社 (jtb.or.jp)

3:自治体/公益（地元振興）系

　ここで引用したサイトは(A)目的は地域活性、(B)カバー範囲は自治体規模として置いてますので、発信内容（表現）も発信規模もそれを反映しています。各自治体での観光ビジネスの位置づけを考えながら読む事が有用です。

白川郷観光協会（公式）

　言わずもがなの地元観光公式サイトですが、現地の最重要ビジネスとして日英ほぼ同内容で基本的なポイントが紹介されていますので、一通り確認されることが有用です。勿論第4カテゴリーの直接収益を確保する為の支援サイト（取りまとめ的ポータル）なので、インバウンド向け面白タネ系は他カテゴリーで。👉今回引用は[白川郷]（日本語）からです。英語版はトップメニューですぐ選択できます。

【公式】白川郷観光協会
白川郷観光協会は世界遺産白川郷の観光協会です。日本の原風景である農村文化・生活・暮らしを深く感じることができる白川郷の魅力を日本国内はもちろん、世界に向けて発信していきます。
shirakawa-go.gr.jp

岐阜の旅ガイド（岐阜県観光連盟）

白川郷観光協会（公式）と同じ一般社団法人ですが、当然目的とカバー範囲が異なります。観光手続き的な所はそのまま公式サイトへのリンクですが、独自記事で、公式との違いチェックも有用です。 👉今回引用は白川郷の特集記事から。地元の方の息遣いが伝わる内容ですので、その辺りを案内表現に反映されたらと思います。

世界遺産「白川郷」をもっと深く知る｜特集｜岐阜県観光公式サイト「岐阜の旅ガイド」
岐阜県観光公式サイト。飛騨高山の古い町並や下呂温泉、世界遺産白川郷、SNSで人気のモネの池や鵜飼など、岐阜県には豊かな自然や歴史・文化がいっぱい！飛騨牛や地酒などのグルメ情報や温泉、モデルコース、季節の特集も満載です。
www.kankou-gifu.jp

4.協業（専業者展開）系

　ここで引用したサイトは(A)目的は直接収益、(B)カバー範囲は地場産業として置いてますので、発信内容（表現）も発信規模もそれを反映しています。インバウンドから直接マネタイズするビジネスモデルなので、この方たちは、これでどれ位稼げてるのか等、生活者としてのお金の観点で見ると有用です。

道の駅白川郷

多くのインバウンドが使用する殆どの宿、食事処は白川郷観光協会（公式）から検索してアクセスするフォーメーション（役割分担）が出来上がっていて、わざわざコストと時間をかけて単独でHP運営するところがないので、今回、このグループはここを引用します。貸し切りタクシーで使用される方も多いと思いますが、そんな方もあまりHPを観る機会はないかもしれませんので、ご参考になれば。