「どっちが先?」口頭での Following と Followed の違いを一瞬で理解するコツ

共感力@微妙な違い
Following? Followed? いったい、誰が誰について行く? @渋谷スクランブル交差点🐾井の頭線ロビーから

Following? Followed?
意味はわかるのに、口頭で言われると一瞬止まる「時間の前後関係」

サクラ

日本人の言葉遣いウオッチャー&ブログガイド


こんにちは!サクラです🌸

英語の案内を聞いていて、
「following も followed も、意味自体は理解できる」
それなのに、耳で聞いて瞬時に頭の中で「どっちが先で、どっちが後!?」と考え込んでしまうことってありませんか?

「Following lunch, we will… だから、昼食が先でそのあとに…」
「A was followed by B… えっ、AとBどっちが先だっけ!?」

読めばゆっくり理解できるのに、リアルタイムのリスニングや会話になると頭の中で処理が追いつかなくなる……。これは中級以上の方がとてもよくぶつかる壁です。

そこで今回は、頭の中で「矢印(順番)」のイメージを一瞬で思い浮かべられる視点で整理し、その場で迷わず自然に理解・発話できるスキルを磨いていきましょう!


【A】 時間の流れを一発でつかむ基本パターン

follow の根本的なイメージは「あとに続く(ついて行く)」です。
常に「先に行くもの(1番目)」「あとを追うもの(2番目)」の順番を意識するのが最大のポイントです。

場面ごとに頻度の高い4つの型に分けて整理してみましょう!

パターン 形・例 時間・順番の捉え方 優先度
① 文頭(前置詞的) Following [A], [B]…
(Following lunch, we’ll…)
[A] ➔ [B]
Aが終わった「あと」でBをする
★★★★★
(必須)
② 名詞を修飾 the following [day / examples] 次に来るもの
(次の日、以下の例)
★★★★★
(必須)
③ 受動態 [A] was followed by [B] [A] ➔ [B]
Aが先に来て、その直後にBが続く
★★★★★
(最重要)
④ 後置修飾 the events following [A] [A] ➔ 出来事
Aの直後に起きた出来事
★★☆☆☆
(応用)

① 文頭の Following:〜のあとに(=After)

耳にした瞬間、頭の中で 「Following [直後の名詞] = それが終わったら次!」 と変換するのがコツです。

  • Following lunch, we’ll start the tour.
    (昼食のあと、ツアーを開始します。)
💡 【after とのニュアンスの違い】
after は単に客観的な「時間的な前後関係」を表します。一方、following は「プログラムや行程上のスムーズな順序・流れ」というニュアンスを含みます。そのため、イベントの案内や団体客へのアナウンスでは following の方が好んで使われます。

② 名詞を前から修飾:次の〜/以下の〜

時系列の「次」や、文章の「以下」を指す超頻出の形です。

  • the following day(その翌日)
  • Please read the following examples.(以下の例をお読みください)
💡 【next や subsequent とのニュアンスの違い】
next は話し手にとっての「次の〜(話している時点からの直近)」を指すことが多いのに対し、the following は過去や未来の「ある基準点から見た翌〜」や「文脈上その直後に続くもの」を論理的に指します。フォーマルな案内でよく好まれる表現です。

③ A is followed by B:AのあとにBが続く(超重要!)

耳で聞いた時に最も「えっ?」と止まりやすいのがこの受動態の形です。
考え方のコツはシンプルで、「耳に聞こえた順番通り(A ➔ B)に時系列が進む」と覚えることです。

  • The lecture was followed by a Q&A session.
    (講義があり、そのあとに質疑応答が続いた。)
💡 【and then とのニュアンスの違い】
「A and then B」も同じ順序を表しますが、A is followed by B は「AとBが隙間なくセットで連続して展開する」という密着した連続感を出せる表現です。タイムスケジュールをスマートかつ格調高く伝える際の決定版フレーズです。

④ 名詞を後ろから修飾:〜に続く… / 〜のあとの…

名詞の後に説明を補足するパターンです。

  • the events following the war(戦後に続いた出来事/戦後の出来事)
💡 【after + 名詞 とのニュアンスの違い】
「events after the war」と言っても通じますが、following を使うことで「その出来事が前の事象と直接的なつながりや影響を持って直後に発生した」という因果関係を含んだリアルなつながりを表現できます。

【B】 日常会話・ビジネスでの使い分け(実戦トレーニング)

ユニットAの4タイプ順に、実際の日常・ビジネス会話を見ていきましょう。流れてくる音声の「時間の流れ」を意識しながら音読してみてください!

パターン①:文頭(前置詞的)「〜のあとに」

1. スケジュールの確認
A: When will the meeting start?
B: Following the short break, we will begin the presentation.
(A:会議はいつ始まりますか?/ B:短い休憩のあとで、プレゼンを開始します。)

2. イベントの進行確認
A: Can we ask questions during the talk?
B: Following the speech, there will be time for questions.
(A:スピーチ中に質問してもいいですか?/ B:スピーチのあとに質問時間が設けられていますよ。)


パターン②:名詞を前置修飾「次の〜/以下の〜」

3. 日程の調整
A: Are you free this Friday?
B: I’m busy this week, but I can make it the following week.
(A:今週の金曜日は空いてる?/ B:今週は忙しいけど、その翌週なら大丈夫だよ。)

4. メールや指示
A: Where can I find the updated guidelines?
B: Please check the following details in the email.
(A:更新されたガイドラインはどこで見られますか?/ B:メール内の以下の詳細をご確認ください。)


パターン③:受動態(be followed by)「AのあとにBが続く」

5. ディナーの順序
A: How is the dinner scheduled tonight?
B: The welcome speech will be followed by dinner.
(A:今夜の夕食のスケジュールは?/ B:歓迎の挨拶があって、そのあとに夕食となります。)

6. ワークショップの手順
A: What is the plan for this afternoon’s workshop?
B: A brief introduction will be followed by group practice.
(A:午後のワークショップの予定は?/ B:簡単な導入のあと、グループ練習に移ります。)


パターン④:名詞を後置修飾「〜に続く…」

7. システム障害の確認
A: The server went down yesterday, right?
B: Yes, and the issues following the update are now resolved.
(A:昨日サーバーが落ちたんだよね?/ B:ええ、アップデート直後に起きた問題はもう解決しましたよ。)

8. 決定後の影響
A: Was there any confusion about the new policy?
B: The discussions following the announcement were very intense.
(A:新しい方針について混乱はありましたか?/ B:発表直後の議論はかなり白熱しました。)


【C】 訪日ゲスト対応・現場での案内フレーズ

ガイド現場でゲストへ行程や注意事項をスムーズに伝える際の実践スピーチ集です。ユニットAの4タイプに沿ってチェックしていきましょう。

パターン①:文頭(前置詞的)「〜のあとに」

1. 昼食後の行動案内
Following lunch, we will take a gentle walk through the historic castle grounds.”
(昼食のあと、歴史ある城郭の敷地内をゆったりと散策いたします。)

2. 見学後の移動案内
Following our visit to the museum, we will board the bus for Kenrokuen Garden.”
(博物館の見学のあと、バスに乗って兼六園へと向かいます。)


パターン②:名詞を前置修飾「次の〜」

3. 翌日の予定案内
“We will stay in Kanazawa tonight, and head to Shirakawa-go the following morning.”
(今夜は金沢に宿泊し、翌朝に白川郷へと向かいます。)

4. 次の停留所・目的地の案内
“Please keep your tickets ready, as we will arrive at the following stop in five minutes.”
(あと5分で次の停留所に到着しますので、チケットをご準備ください。)


パターン③:受動態(be followed by)「AのあとにBが続く」

5. プログラム順序の案内
“Today, our tour of the temple will be followed by a traditional tea ceremony experience.”
(本日は、お寺の見学のあとに伝統的な茶道体験をお楽しみいただきます。)

6. 演舞・パフォーマンスの案内
“The geisha dance performance will be followed by a short photo session.”
(芸妓さんの演舞のあと、短時間の写真撮影タイムがございます。)


パターン④:名詞を後置修飾「〜の直後の…」

7. 長距離移動後の配慮
“If you feel tired in the hours following our long bus ride, please let me know anytime.”
(長いバス移動のあとで体調が優れない場合は、いつでもお気軽にお申し付けください。)

8. 歴史や出来事の解説
“The quiet years following the construction of this gate brought peace to the town.”
(この門が建てられた直後の穏やかな年月が、街に平和をもたらしました。)


まとめ

口頭で「following / followed」が出てきたら、慌てずに「時間の流れ(矢印)」をイメージするのが一番の近道です!

表現 口頭で聞く・話すときのコツ 時系列のイメージ
Following [A]… 「順序・プロセスの流れ」を意識(=After) [A] ➔ 次の行動
[A] is followed by [B] 聞こえた順番通り(A ➔ B)に流す [A] ➔ [B]
the following [day/week] 基準点から「その次の〜」と捉える 基準となる日 ➔ 次の日

Sakura
🌸 sakura(さくら)

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