あの鳴き声は英語で何て? 日英で動物の鳴き声はこんなに違う

日本の里山・動物ウオッチャー&ガイド
こんにちは!結です🐿️
海外ゲストと歩いていると動物の話になることがあります。
例えば、秋田犬を見かけたときに、自宅でも飼っているとか、そんな話から、意外と会話が広がることがあります。
また、下呂温泉でご案内していると、カエルをモチーフにした神社やモニュメントがあるので「カエル」が話題になることも。
“Why frogs?”
そんなときには、こう説明できます。
“Because the name Gero sounds like the Japanese imitation of a frog’s croak — gero-gero.”
「Geroという名前が、カエルの鳴き声を表す日本語の『ゲロゲロ』に聞こえるからです。」
このような質問はある程度予想できるので準備していますが、ガイド中は突然、目の前に動物が現れて話題になることもあります。
今回は、そんな「知っている動物なのに、その鳴き声を英語ですぐ言えない」という場面に備えて、動物の鳴き声を整理してみました。音声も付けていますので、ご興味に合わせて聞いてみてください。👇英語音声は米国話者です。単語は通常速度と50%低速版の2構成、「日本語の擬音語」に音声はありません。🎧
🐸 カエル — frogは知っているけれど、「鳴く」は?
まずは、下呂温泉だけでなく、白川郷や五箇山などの水田で話題になるカエルから。
「鳴く」:croak/「鳴き声」:a croak
英語の擬音語:ribbit(リビット)(👇英語でカエルの声を表す擬音語です。以下同)
日本語の擬音語:gero-gero(ゲロゲロ)
👆croak は、カエルが「ゲロゲロ」と鳴くことを表す動詞です。
例文:The frogs are croaking.(カエルが鳴いています。)
🐶 犬 — dogは子どもでも言えるけれど
冒頭にありました秋田犬以外でも、歩いているときは色々なお散歩中の犬に遭遇します。「犬が吠えています」はどういえば?
「吠える」:bark/「吠え声」:a bark
英語の擬音語:woof(ウーフ) / arf(アーフ) / ruff(ラフ)
日本語の擬音語:wan-wan(わんわん)
例文:The dog is barking.(その犬が吠えています。)
👆“bow-wow” と言いたくなりますが、英語では実際の鳴き声として “woof” や “arf” がよく使われます。日本語と英語では、同じ犬の声でも表現が違うんですね。
🐱 猫 — meowは「鳴く」にも「鳴き声」にも
ネコ好きのゲストも少なくありません。特に伝統的な街並みには色々な猫が寝そべっていますね。
「鳴く」:meow / 「鳴き声」:a meow / 英語の擬音語:meow
日本語の擬音語:nyaa-nyaa(にゃーにゃー) / myaa-myaa(みゃーみゃー)
例文:The cat is meowing.(猫が鳴いています。)
👆 ネコのmeow は動詞と名詞、そして擬音語にも使えます。🐱
🐦 小鳥 — chirpは「チュンチュン」だけではない
お寺や神社でも時々耳にします。季節によりますがウグイスだけでなく、大きな寺社の裏山ではヒバリも目立ち(耳だち?)ますね。
- 「さえずる・鳴く」:chirp / tweet
- 「さえずり・鳴き声」:a chirp / a tweet
- 英語の擬音語:chirp(チャープ) / tweet(ツイート)
日本語の擬音語:chun-chun(ちゅんちゅん)
例文:I can hear birds chirping.(鳥のさえずりが聞こえます。)
里山や牧場で出会う動物たち
その他、里山や牧場で出会いそうなものをまとめてご紹介します。
🐄 牛 — moo
- 「鳴く」・「鳴き声」:moo / a moo
- 英語の擬音語:moo(ムー)
- 日本語の擬音語:moo-moo(モーモー)
例文:The cows are mooing.(牛が鳴いています。)
👆補足:鳴き声は「moo」で共通
❶種類や性別に関わらず、牛全般の「モー」という鳴き声・動詞には moo を使います。
cow(乳牛・雌牛) /ox(作業用・引き用の雄牛)/bull(繁殖用の雄牛)/calf(子牛) →全て moo
❷雄牛(bull / ox)特有の表現:bellow
一般的に「モー」と鳴く時はすべて moo ですが、大きな雄牛(bull や ox)が「モーッ!」と低く荒々しい声で吼える・唸るような時には、bellow(ベロウ)という動詞・名詞が使われることもあります。
-
moo:一般的な「モー」(のどかな鳴き声)
-
bellow:雄牛などの「ウォーッ」「モーッ」という低い唸り声・雄叫び
❸ ガイドアドバイス
観光案内や里山の風景で登場する牛の鳴き声としては、moo ひとつで完璧に対応できます!👇
-
cow(または
cattle):一般的な牛(特にメス・乳牛) -
ox:里山や農耕で活躍する働く牛(去勢されたオスの作業牛)
-
bull:気性の荒いオスの牛
🐑 羊 — bleat
「鳴く」・「鳴き声」:bleat / a bleat
英語の擬音語:baa(バー / バァー)
日本語の擬音語:mee-mee(メーメー)
例文:The sheep are bleating.(羊が鳴いています。)
👆羊(sheep)もヤギ(goat)も、英語では同じ表現を使います。
🐴 馬 — neigh / whinny
- 「いななく」:neigh / whinny
- 「いななき」:a neigh / a whinny
- 英語の擬音語:neigh(ネィ) / whinny(ウィニー)
- 日本語の擬音語:hihiin(ヒヒーン)
例文:The horse neighed loudly.(馬が大きな声でいななきました。)
👆もうひとつの whinny(ウィニー)も同様に「いななく/いななき/(小さく高めの)ヒヒーン」という擬音語としてそのまま使えます。
🐓 ニワトリ — roosterとhenで鳴き方が違う
❶ 雄鶏(rooster)🐓
「鳴く」・「鳴き声」:crow / a crow
英語の擬音語:cock-a-doodle-doo(コッカドゥードゥルドゥー)
日本語の擬音語:kokekokkoo(コケコッコー)
❷ 雌鶏(hen)🐔
「鳴く」・「鳴き声」・英語の擬音語:cluck / a cluck
日本語の擬音語:kokkoko(コッココ)
例文:The rooster is crowing.(雄鶏が鳴いています。)
👆ニワトリの「crow」と「cluck」は、動詞と名詞は共通(同じ単語)ですが、純粋な擬音語(鳴き声そのもの)との関係性がオスとメスで少し異なります。
🦉 フクロウ(owl) —は hoot
- 「ホーホーと鳴く」・「鳴き声」:hoot / a hoot
- 英語の擬音語:hoot(フート) / hoot-hoot(フートフート)
- 日本語の擬音語:hoo-hoo(ホーホー)
例文:We heard an owl hooting.(フクロウの鳴き声が聞こえました。)
👆英語圏の絵本やアニメなどでフクロウの声を真似するときも、そのまま “Hoot! Hoot!”(フート!フート!)と言います。
🐾 Takeaway:ガイド現場で即使える一行フレーズ
実際の案内では、難しい説明は不要です。こんな一行だけでも、十分に会話のきっかけになります。今回のお持ち帰りは、それぞれにどの動詞が使えるか記憶チェック用のショート例文です。必要に応じて頭に “In Japanese,” と付けてご活用ください。
In Japanese, dogs bark like wan-wan.
Cats meow like nyaa-nyaa.
Frogs croak like gero-gero.
Small birds chirp like chun-chun.
Cows moo like moo-moo.
Sheep bleat like mee-mee.
Horses neigh like hihiin.
Roosters crow like kokekokkoo.
Ducks quack like gaa-gaa.
Owls hoot like hoo-hoo.
御礼&後書き

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